デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【遊園地で嗜む殺し屋の矜持】SAKAMOTO DAYS ♯3-5【酔ったルーは怖可愛い】

『私ネ、日本来てレジ打ちソッコー覚えたヨ。ハナちゃんからも次期バイトリーダーとの呼び声高いネ。それなのに…バカっつったかコラァ~!!

酔ったルーは可愛く強く、そして怖い。

「SAKAMOTO DAYS/第3話~第5話」(2025年1月25日~2月8日テレビ東京放送/渡辺正樹監督)

坂本太郎に懸賞金。ついた金額10億円。プロからザコまで世界中の殺し屋が坂本目指してまっしぐら。

シンとルーがいる上に能力差が歴然なので寝ていても返り討ちにはできます。ただ、敵の素性が分からない以上、無暗に出歩かない方が…しかし。


家族との約束は絶対。二人に気づかれないようシン、ルーとのトリオで鉄壁の守り。

移動中に清掃員、ジェットコースターで毒使い(大空中戦)と戦いながら遊園地満喫(ここまで第3話)。


遊園地刺客のトリはボイルと帯黒(おびぐろ)の武闘派コンビ。

ボイルはJCC(日本殺し屋養成機関)で坂本の同期。坂本に憧れ、ダチだと思っていたのに坂本の方はそうでもなかった(正確には二人とも女には縁がないと思っていたのに坂本はモテモテだった)事にショックを受けて色々拗らせています。

帯黒は女性。ボイルに毒舌飛ばしまくり、ボイルのリアクションをからかいながら内心では「かわいい」とか「かっこいい」とか言ってキャンキュンしています。


分担はボイルが坂本、帯黒がその他。襲撃場所はお化け屋敷。

シンは毒使いの毒&解毒剤の副作用で戦力外。ルーも本来なら帯黒に及びませんが、お化け屋敷にビビり倒したルーは「キンチョーをほぐすため」陸(ルー)家秘伝の魔除けの薬(酒)を煽って酔拳の達人に。


帯黒は戦いを愉しむ派なのでルーを相手にゲームを。

シンを拘束して『10秒に1回、私に攻撃を当てなさい。できなかったらその時点で男の子はバラバラ』この条件にルーは…

泣き上戸かよ!?


一方のボイルvs坂本。ボイルのスーパーボール型爆弾の猛攻を凌いだ坂本は一気にカロリーを消費してスマート坂本に。

『ここからは本気でいかせてもらう』(ここまで第4話)


お話戻って帯黒vsルー。

泣き上戸から笑い上戸にシフトしたルーは軽やかに帯黒の攻撃をかわしながら、触れる程度の攻撃を次々に(なんか凄く可愛い)。


思わぬルーの善戦に気を良くした帯黒。

『どうしたの、ほらもっと!殺すつもりで来なさい』

『殺しなんてしないヨ。だってそれがウチの家訓なんだもン』

家訓はファミリーの掟。シンも店長もアオイさんもハナちゃんも皆大事な私のファミリー。

『坂本って3人家族でしょ。バカなの?』

『バカ…?』

その一言で怒り上戸にエボリューションしたルーは帯黒の踵落としをふくらはぎ握りつぶす勢いで受け止めると渾身の寸止め顔面パンチ。

この一撃で帯黒陥落。殴り合って「お前やるな」になるのは不良だけではなかったんですね。殺し屋とマフィアの娘に友情が芽生えました。


再びボイルvs坂本。坂本の本気、それはもはや「怪獣8号」。


「あしたはどっちだ!?」なパンチの応酬を制したのは坂本。


最後は「重力って何?」な空中戦。二人揃って観覧車に突き刺さってゲームオーバー。

これでニュースにならないんだからこの世界は平和です。

痩せた坂本にテンション爆上がりのシン。


カサブランカのラスト(I think this is the beginning of a beautiful friendship)のようなシルエットになった二人。遺恨はなくなりましたが、坂本の懸賞金は依然健在。


『懸賞金の話はどうするんだ? どんでん会はお前を狙い続けるぞ』

『それは…』と言いかけた坂本の瞳孔が全開放。目の前には嫌ぁなオーラを纏った葵さん。


『懸賞金? 何のこと!?(怒)』

3人並んでお説教タイム(ボイル巻き添え)。

坂本家には「人を殺さない」以外にも大事な家訓がありました。

「第6条 かくしごとはしないこと!」


『こそこそするくらいなら堂々とカタつけてきなさい!』

なんか「ロッキー2」のエイドリアンの「Win!」を思い出してしまいました。

とここまでで第5話が半分も終わっていません。何と言う情報量。

続きは次回と抱き合わせで。

 

 

 

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