
ルーの誤認拉致から始まったLABO騒動が落着…したものの激しすぎたバトルにシンもルーも疲労困憊筋肉痛。
ならば心も体も癒さねば、と坂本さんが皆を連れて行ったのが巨大銭湯「憩いの湯」。
そこは罠とアヒルの見本市。
「SAKAMOTO DAYS/第10話(DAYS.10)・せんとうモード」(2025年3月15日テレビ東京放送/滝勇樹演出)
ドアを開ければタオルと並んでまずアヒル(1個100円)。

お風呂とアヒル(ラバーダック)の関係はゴム製造の開始時期である19世紀後半まで遡るようですが、アニメで定着させたのは「ひだまりスケッチ」ではないでしょうか?

物量で攻めるなら「ダンまちⅡ/第5話・竈火の館」。
アポロンとの戦争遊戯(ウォーゲーム)に勝って鹵獲した館を大改造。風呂場は大の風呂好き・温泉マニアのヤマト・命(みこと)のリクエストで「極東風」。
ここでベル・クラネルが入っている隣の男湯を覗こうとした主神ヘスティアのリビドーが極みに達した時、湯舟を覆い尽くし溢れかえるアヒル軍団が!

この風呂屋の受付、実家の手伝いに帰ってきたドラ息子なのですが、本業はアマチュアの殺し屋。彼の元にも懸賞金10億円の坂本手配書が。

伝説の殺し屋とは言え、風呂では全裸。武器もない。殺れる…今なら俺でも坂本を殺れる。
何とこのドラ息子、親父の持ち物である銭湯に馬鹿みたいなトラップの数々を施しておりました。
親の不動産に勝手に手を加えるとは。その資金、どこから調達した?
3tトラックも破壊できる勢いのジェットバス、自然発火するサウナ、瞬間凍結する水風呂などなど。しかし、ひとつとして坂本には効かず(シンはボロボロ)。

湯舟にもしっかりアヒルが浮いています。

さて、風呂の無防備さは暗殺にぴったり。これまで幾多の暗殺者が血のシャワーを浴びて参りました。
と言う訳で緊急企画「銭湯刺客選手権」。
まずは比較的最近の作品「BAD CITY」から入浴中の敵対組員全員をささらもさらにした山口祥行。

お仕事の後はシャンプーしてすっきりさっぱり。
続いて「現代やくざ 人斬り与太」から相手がやくざだろうが知った事かと銭湯で華麗な包丁捌きを魅せる愚連隊リーダー、菅原文太。

ボコられたら間髪入れずお礼参り。ノーレスポンスリベンジ。
その気迫において他の追随を許さないのが「総長の首」のマッパ殺し屋、岸田森。

裸体ひとつでその場を攫う存在感。
洋画からも1本「イースタン・プロミス」からヴィゴ・モーテンセン。

場所は銭湯ではなくサウナ。ヴィゴは襲われる側で刺客ではありませんが、「マッパで刺客を迎え撃つとはどういうことなのか」を体で語ってくれています。正に肉体言語。
写るのも厭わないヴィゴには敬意を表しますが、やはり優勝は岸田森で。
お話戻ってSAKAMOTO DAYS。
今回激しく不満だったのは銭湯行っているのにサービスカットがひとつもなかったこと。
人妻と幼女と少女が風呂入りに来ているのに何で野郎の裸を見続けなければならんのか。いいじゃない、原作になくたって。そこはアニオリ挟む心意気を見せようよ。
ルーを少女と呼んでいいのかという疑問はなくはないですが、「DAYS.45」扉絵によれば、ルーの誕生日は2002年4月8日。「せんとうモード」連載は2021年なので、連載時間軸をリアルタイムと見るなら(当時の民法に照らせば)ギリ未成年。少女です。
アヒルだってシンや坂本のそばに浮かんでいるよりは、綺麗どころの周りを泳いでいたかったはず。
何とかOVAで…無理ですよね。はい。
※後半の「カジノバトル」は次回まとめて。
おまけ
坂本と「銭湯卓球」に興じるルー。

★ご参考~銭湯刺客列伝~