
『あんたなんかと結婚しなければ良かったわ。もっといい縁談があったのよ。東大出の背の高い人で…ふざけんじゃねえこの野郎! 俺だってヤル時ゃヤルんだよ!』
(映画「GONIN」より)
本日3月20日は竹中直人(1956~)の誕生日(69歳!おめでとうございます!)
硬軟の狭間を反復横跳びし続ける怪優のお誕生日を記念して「竹中直人放し飼い4選」を。
まずは恐らくはきっちり監督のコントロール下にあったと思われるこちらから。
「GONIN」(1995年/石井隆監督)
役作りがどれも微妙な主役陣の中でひときわ光っていたのが竹中直人。
常に家族との連絡を絶やさないベタ甘マイホームパパと見せかけて、実は…。

続いて暴力方面のはっちゃけっぷりが激しかった(絶対、本人も楽しんでいた)こちら。
「カルロス」(1990年/きうちかずひろ監督)
チンケなパブを経営しながら銃の密輸をしているブラジル日系三世、カルロス志朗平田。
その正体は、サンパウロで警察官8名を含む40件以上の殺人事件で指名手配されているマフィアのボス。
『人間ミンチにするんじゃったら、このドン・カルロスに相談せんかい。ハンバーガーショップ開けるくらい作っちゃるけん』
行きたくないなあ、そのハンバーガーショップ。

ここからはあらぬ方向に振り切った作品を。
「細菌列島」(2009年/村上賢司監督)
新潟で突如発生した「感染すると顔面が北の将軍様になって死んでしまう」謎の疫病(致死率100%の殺人ウィルス!)。
その「北の将軍」を演じていたのが竹中直人。もうビッグなんだから仕事選ぼうよ竹中さん。

そして〆は「誰もこいつを止めなかったのか!?」な大独演会を開催したこちら。
「テラ戦士ΨBOY」(1985年/石山昭信監督)
主役は菊池桃子とジャリタレ軍団ですが、真面目に演技しようとしている共演者をあざ笑う大暴走。SFジュブナイルにアングラ新劇を上塗りぶっかけ。やりたい放題し放題。
85年にして完成形を見ている竹中ワールドをご堪能ください。

おまけ
84年発売1stシングル「レスラー」

※解説するのも野暮ですが、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のパロディです。
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