
本日3月29日は「作業服の日」。
「さ(3)ぎょうふ(2)く(9)」(作業服)と読む語呂合わせで、作業服や安全靴、事務服、白衣の通信販売などを手がける埼玉県川口市の「まいど屋」株式会社が2007年(平成19年)に制定しました。
作業服には、工場等での「動きやすい」「衛生的配慮のなされた」ものから、鉄工所や消防士の「耐熱」「防火」特化型、鳶の鳶服、医者の白衣などに至るまで様々な形とデザインがありますが、作業服と言えば何と言っても「防護服」。Protective Clothingです。
何から防護するのか。水圧とか真空とか蜂とかもありますが、やはり王道は「細菌」と「放射能」。
防護服を着て登場する人には2種類あります。
ひとつは、危機的状況を打開してくれるヒーロー、そしてもうひとつが「全てを(証拠は勿論、目撃者も)なかったことにして隠蔽を図る」死神軍団です。
映画に登場するのは大抵後者(前者で思いつくのは「アウトブレイク」のダスティン・ホフマンくらい)。
という訳で後者を中心に「防護服選手権」を。
まずはメジャーなところから。
「カサンドラ・クロス」(1976年/ジョルジュ・パン・コスマトス監督)
ジュネーブの国際保健機構本部に忍び込んだテロリストがガードマンとの戦闘中に謎の薬液を浴びて逃亡。ジュネーブ発ストックホルム行きの国際列車へ。
浴びた薬液は米国が機構に無断で開発していた感染力の高い細菌でした。
露見したら一大事。防護服軍団の出番です。

時間的にはこっちが先にも関わらず、「カサンドラ・クロス」公開後にテレビ放送(1979)されたために「第2のカサンドラ・クロス」なんてキャッチが付いてしまったのが、
「ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖」(1973年/ジョージ・A・ロメロ監督)
アメリカの田舎町に墜落した軍の輸送機に搭載していた生物兵器が流出して飲料水の水源を汚染。飲んだ住人皆発狂。露見したら以下略。

放射能関連もひとつ。
「チェーン・リアクション」(1980年/イアン・バリー監督)
オーストラリア大陸の中西部でマグニチュード5.6の地震が発生。核廃棄物処理施設が被害を受け、放射能を帯びた汚染水が漏出。
ひとりの科学者が自らも被爆しながら、被害を最小に止めましたが、汚染水が地下巣に流れ込む危険が。何とか下流の住民にアラートを出そうとしますが、待て待て、そんなことが露見したら以下略。

オーストラリア映画なので、味付けはマッドマックス風味です。
〆は香港の悪魔アンソニー・ウォンに〆てもらいましょう。
「エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルス 」(1996年/ハーマン・ヤオ監督)
もし、直情型殺人鬼がエボラ熱に感染していたら。そして、そいつがエボラの免疫を持っていたら。
更に、そのことを本人が知って意図的にまき散らしながら逃亡していた(死ぬことなくひたすら周囲にまき散らす散布マシーンと化していた)としたら。
良いとか悪いとか隠すとか隠さないとか言っている暇はありません。

ゆく先々で瞬間核融合炉のように激昂しては殺人を繰り返す、それだけで十分鬼畜なのに、そこにエボラ…下痢腹に浣腸なんてもんじゃないですね。
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