
「その着せ替え人形は恋をする」が終わってしまいました。
それも肝心なところ全部すっ飛ばす「タッチ方式」(もしくは「クーガ方式」)で。
一足先に大団円を迎えた「古見さんはコミュ症です」(こちらは「卒業式」というクライマックスをきっちり描いています。只野くんの答辞に泣け)と併せてロス感が半端ありません。
にしても君ら、受験の前後で何回ベーゼかましてた?

前回の「ラブコメさえあればいい」でご紹介した「正反対の君と僕」も卒業式を迎えて群像劇に終止符を打ってしまいました(一緒にご紹介した「帰ってください!阿久津さん」は中途半端な所で連載止まって半打ち切り状態)。
「生徒会にも穴はある」のみ絶賛連載継続中ですが、代わりがなかなか…。
立ち上がり面白そうな題材って結構あるのですが、ほとんどが「出オチ」でその後の興味が続かない(途中でどうでもよくなってしまう)という残念な展開になっています。
それでも連載/配信を楽しみにしている王道(時に異形)なラブコメはあります。かい摘んでご紹介しましょう。題して「続・ラブコメさえあればいい♡」。
エントリーは、
- 「今年の三石さんはどこかおかしい」(シロサワ著)
- 「悪いが私は百合じゃない」(もちオーレ著)
- 「百瀬アキラの初恋破綻中」(晴川シンタ著)
- 「裏でやんちゃな剛院田さん」(加我皓平)
これが現時点四天王。ここに
- 「描くなるうえは」(高畑弓/蒲タニ著)
- 「サーシャちゃんとクラスメイトオタクくん」(はぐはぐ著)
を加えたのが六波羅蜜(いや特に意味も意図もありません。6という数字が入っているだけ)。

「オフビート」という表現が合っているのかどうか分かりませんが、独自すぎる世界観を持っているため行動が全く読めない(そして学校の成績は壊滅的な)一ノ瀬一(いちのせはじめ)と全方位に桁外れの才能(よくある学力体力共に学年トップというレベルではない。人類値を超えている。因みに姉は全知全能)を示す三石さんのゆる~い日常を描いた「今年の三石さんはどこかおかしい」がイチ推し。

出だしこそ「好きな担任教師を通販で買ったホレ薬で落とそうとしたら、色々手違いでクラスメイト女子に惚れられてしまう」というくーだらない設定でしたが、友人の悩みやら学内の揉め事やらをオットコマエな機転と人脈で解決していく過程で関係者に悉(ことごと)く惚れられ慕われて気が付いたら一大百合帝国が出来ていた(出来つつある)「悪いが私は百合じゃない」を2番推しといたします。

「百瀬アキラの初恋破綻中」と「裏でやんちゃな剛院田さん」は「好きが迷走・暴走する不器用ヒロイン」×「意図の掴めない強引さに戸惑う小心で自己評価の低い主人公」+「あれこれ察して見守る友人たち」というほぼ同じ箱の作品なのですが、どちらもほっこり具合がいい感じなので(ただ、「剛院田さん」はちょっと連載が滞っている。不安)。
「描くなるうえは」と「サーシャちゃんとクラスメイトオタクくん」は、「プロの漫画家に(エロ漫画家に)俺はなる!」という夢に邁進する男子と(疑似恋愛とか疑似性体験とかで)これを支える女子という不思議な共闘を描いた漫画家グラフィティ。
ネタが続かなくなって自然消滅的に終わってしまわないことを祈っております(そう言えば「宇崎ちゃんは遊びたい」も2か月以上更新がないなぁ…)。
★前回ご紹介分はこちら。
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