
『バナナ…っ。学校にバナナって!コントでもないのにこんなことある!?』
1か所ならあるかもしれません(いやないな)。
しかし、これが同じ週に異なるふたつの高校で、しかも校舎内でJKがスッ転んでいたとしたらちょっと見過ごせないシンクロニシティです。

しかも一方はコケた拍子に脚がもげ、もう一方は隠していた巨乳が弾けてこんにちは。
同時多発バナナ。
「かくして!マキナさん!!/第5話・かくして、マキナさんは隠しきれない。」(2025年5月4日深夜TOKYO MX放送/西田正義演出)
「ロックは淑女の嗜みでして/第6話」(2025年5月8日TBS放送/寺田和男演出)
マキナさんは相変わらずで進展無しなので放置。「ロックは~」の方は新キャラ(2名!)入って新展開。
そのうちのひとり、院瀬見(いせみ)ティナ。
ハイブランド化粧品メーカー創業者の娘。長身で中性的な見た目から「桜心の王子」と呼ばれる有名人。生徒会副会長という役職に就きながら、自社ブランドのモデルもこなす才人。
しかし、凛々しい王子としての振る舞いは「周りが求める役柄」を演じているだけで、実態は気弱で純心。何かあるとマスコットの「うさ美ちゃん」と自作自演で会話し、精神の安定を保とうとしています。
あ、これ完全に「デート・ア・ライブ」の四糸乃じゃん。

このティナがりりさのバンドに入れてもらおうと部室(実効支配中の旧校舎音楽室)を訪れた際に何故か床に落ちていたバナナの皮で景気よく転倒。

この時、王子系モデルとしての体型を保つために装着していた拘束具、じゃない矯正下着が弾け飛んで爆乳開陳。

にしてもいくら爆乳キャラを印象付けるためとは言え、バナナはないだろ、バナナは。
「マキナさん」の方は男女共学普通高校なので、アホタレな男子生徒が廊下でバナナ立ち喰いして皮を捨てたという可能性もないとは言えません。
しかし、こちらは男子禁制お嬢様学園。しかも旧校舎に出入りしているのはりりさと音羽(+音羽のボディガード役のメガネさん)だけ。
誰がここにバナナの皮を捨てたと言うのか(消去法で元庶民のりりさが容疑濃厚ですが)。
円盤の映像特典で解明してもらいたい所です。
「バナナ転倒」はアニメは勿論、実写でも定番のギャグ。古典であるが故に扱いの難しい「飛び道具」でもあります。
代表として日本と香港から1本ずつ。
「0093 女王陛下の草刈正雄」(2007年/篠崎誠監督)
色男は転んでも色男です。

★作品レビューはこちら。
「PTU」(2003年/ジョニー・トー監督)
バナナの皮で滑って転んで頭打って気絶。気がついたら拳銃を奪われていた組織犯罪課の刑事(ラム・シュー)が体験する悪夢の一夜。

★作品レビューはこちら。
所でこの「バナナの皮で滑って転ぶ」ギャグを最初に実演したのは誰だったのでしょう。またその作品は?
「Yahoo知恵袋」に『第1号はバスター・キートンで作品は1921年の「ハイサイン」』と言う回答があったので、観てみたのですが、それらしいシーンはありませんでした。
バナナの皮を捨てていかにも「転べ」という前フリカットはあるのですが、キートンはバナナを跨いで通り過ぎるだけで転びません。
ただ、作品中にキートンがお巡りさんの腰の拳銃を後ろから抜いてバナナとすり替えるという、ちょっと「PTU」との相似を連想させるシーンがありました。

最初かどうかは分かりませんが、1924年の「キートンの探偵学入門(SHERLOCK JR.)」には、キートンがバナナを食べて皮を投げ捨て、自ら踏んで滑って転ぶ、というシーンがありました。

もう見事としか言いようのないひとりバックドロップでした。
おまけ
転びませんが「生徒会役員共」のバナナネタを(諸事情で英語版)。
生徒会メンバーが四コマ漫画をひとコマずつ描いたらオチ(四コマ目)まで辿り着けなかったという奴です。

最後のふたコマの台詞は、
『このバナナ、いれるには太すぎたな』
スズ『いやいや、ここは皮踏んですべる流れでしょ!?』
シノ『私はポイ捨てしないぞっ。あと膜もある』
タカトシ(オチの前にオチた…)
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