
『待って!…撃たないで…お願い』
『(生きてたら)また追ってくるだろ』
「コマンドー」ご紹介時に“脅しの効かない人って素敵”というタイトルを付けましたが、脅しどころか交渉も懇願も効かない、服従にすら耳を傾けない人がいました。

目的のためにはあらゆる行為が正当化される…躊躇いの無い人って本当に素敵です。
「THE LAST OF US REMASTERED」(PS4版/2014年ノーティードッグ制作)
既にPS5フルリメイク版が2022年に発売されており、HBOによるTVシリーズも本年中にシーズン2が放送予定だというのに、PS4版をまったりプレイしております。
前半のレビューから無駄に時間が経ってしまいましたが、行き詰まっていたのではなく中断期間が長かっただけです(歳を取ると色々あるのよ)。
★お話の発端と前半の流れ、基本プレイに関してはこちら参照。
完全お手上げの感染細菌のワクチン精製のため、人類で唯一の免疫保持者である少女エリーを反政府組織ファイアフライの元に届ける仕事を請け負ったジョエル。
感染者と生き残り無法者が犇めく中の大陸横断。廃墟と四季の織り成す景観に目を奪われますが、やはり見どころはエリーとジョエルの心の交流。

ジョエルにとっては20年前、一人娘サラを災厄から救えなかった事に対する贖罪の旅でもありました。
単なるお荷物、厄介者から娘へ。どうせこの男も自分を捨ててどこかに行ってしまうという諦めが少しずつ信頼へ。互いに失った家族の再構成。

途中、エリーが生存者集団(生きるためには人肉も喰う)に拉致られるのですが、ジョエルのエリー奪還の執念が凄い。「コマンドー」+「96時間」
拘束した敵2名から最短距離の聞き取り調査。相手が質問に答えているのに喉スッキリ。
『俺は口を割らねぇぞ』というもうひとりは黙って射殺。
エリーの持つ免疫細胞を切除(脳細胞と癒着しているのでエリーは助からない)しようとするファイアフライに場所を聞き出す時も質問と同時に発砲。ゲロっているのに射殺。

手術室の医者らは武器不携帯の民間人なのに問答無用(ここはムービーではないので、持っているどの武器を使ってもいいのですが、燃料余っていたので火炎放射器でねんごろに)。

人類の生存の可能性か、エリーの命か。そりゃ勿論…。
にしても長かった。四季を通じての大陸横断なので、景観は変化するのですが、戦闘のパターンが変化に乏しいのがちょい不満。
対感染者、対人間で対処方法は違いますが、場所が変わっても建物の構造は基本一緒なのでやることは大きく変わらず。それも倒し方の大半が「サイレントキル」(物音立てずにそっと背後から近づいて絞め殺すか刺し殺す。飛び道具は弾が少ない上に、弓矢以外は使うと音で居場所がバレて敵に包囲されてしまうのでおいそれと使えない)なので、「バイオ」の拳銃無双に慣れている身にとっては新鮮であると同時にストレスの溜まる仕様でございました。
ジョエルが「とりあえず殺してから考える」性格なのと、エリーが決して足を引っ張らず(1回プチ家出とかしますが)、むしろ使える女の子だったというのには溜飲下がりまくりでしたが。

馬に乗れたのはちょっと楽しかったです。
普通ならここで「THE LAST OF US PARTⅡ」に進むところですが、ちょっと疲れちゃったので、次はひたすら飛び道具、殲滅一点張りな爽快系にしてみようと思います。
★ご参考
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