
さとこがずっ嵌りしているスマホゲーム「Black Ninja Fantasy」がサービス終了。
『ああ、そういうもんだよ、スマホゲームって』

『私の500万課金したアカウントが!』
さとこお前スマホゲームで500万溶かしたんか!
そらまあ、崇高な志を持って下界に降りてきた天使ですらネトゲ廃人になってしまう世界ですから、娯楽皆無な里から出てきた抜け忍ならイチコロかもしれません。

摩天楼かよ!?と突っ込みたくなる「かつて現金であったもの」。壮観です山積みプリペイドカード(その後、全て葉っぱになって手のひらからこぼれて落ちて)。

そんなお金どこから?…ってそりゃ勿論…
「忍者と殺し屋のふたりぐらし/第7葉・殺し屋とクラスメイトのおともだち」(2025年5月22日TOKYO MX放送/藤田星平演出)
さとこの中に眠る承認欲求を見抜いたこのはの勧めでSNSデピューを果たしたさとこ。
得意な料理の紹介チャンネルのはずがいつの間にか自撮り顔出しマイクロビキニでちょいセクシー(マリンの施術で育った巨乳は、前回「元に戻す方法がない」とか言っていたくせに、すっかり元通り。ちょっと残念)。

「いいね」の数に一喜一憂して方向を見誤っている。これはマズい。早く軌道修正させないと…。
『大きい数字にこだわるよりも、自分が好きなものや可愛いものを少数でもいいからほかの人と共有できるのがSNSの良さじゃないの?』
写真を撮る事自体は好きみたいなので、このはとデジタル一眼を買いに行って仕切り直し。

NIKONじゃないよNINJAだよ。
あれこれ撮りましたが行きついた被写体はこのは。
殺し屋の素顔をアップロードするのは流石にヤバイですが、
『このはさんが可愛いものや好きなものをシェアしろって言うから…』

クリティカルです。のけぞるこのは。
といった“天然さとこに翻弄されるこのは”と言うある意味キャッキャウフフな(以前に比べてこのはがさとこを邪険にしないので、見ている方も幸せになる)日常描写が続くのですが、毒の仕込みも着々と。
進路調査票が書けない(そりゃ現在も将来も「殺し屋」と書けんよなぁ)このはを自宅に招待したクラスメイトの吉田碧子(よしだ あおこ←父親はこのはが殺しているが死体は葉っぱになっているので扱いは行方不明。母も行方不明らしい←依頼人?)。
招待の目的はこのはに「将来の事を真剣に考えている」友人・佐藤葵を引き合わせるため。
葵は全国模試1位で将来の希望はお医者さん。ただ、家は裕福ではなさそうです。靴はボロボロだし、校内に張り出されていた「奨学生募集」のポスターにも目配せを。

互いに距離を測りかねるぎこちないやりとりでしたが、葵はこのはの新しい友達になりました。
…と言う「嫌な予感しかしない」前振りを経て、このはの元に届いた新しい仕事(殺し)の依頼。

ターゲットは葵(しかも依頼の理由がクズ過ぎる!)。
弟と連れ立っての買い物帰り、自宅アパート前で忽然と姿を消した葵。

駅前では吉田さんが葵の消息を訪ねるチラシ配りを。
黙ってこれを手伝うこのはとさとこ。索漠と寂寥が喧騒に呑み込まれ…。
ちょっと感情のやり場に困る幕切れです。気になるのは葵を殺ったのは本当にこのはなのか。
原作では明確に「このはとさとこの仕事」と言い切っています。

アニメはこの部分を意図的に誤魔化しています。このはの殺し屋ランキングがダウンしているカットを挟むことで「このははこの仕事を受けなかった」可能性を暗示。

実行犯がこのはなら、チラシ配りは一種の贖罪。手を下していないならチラシ配りは(葵が誰かの手に掛かって死んだ事を知っている)後ろめたさ。
どっちにしても人の心を失くしたエンディングです。
良く見ると他にも「尋ね人」チラシがあちこちに。実は本作、デストピアSFなんじゃないかと思ってしまいました。
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