
最高のホテルには条件がある。極上の食事、至高の癒し、魅惑の娯楽、そして…
最新の武器手配、安心の身元詐称、完璧な死体処理。お客様は殺し屋様。もてなすのは決して“NO”と告げないコンシェルジュ。
そのホテルの名前は、
「ホテル・インヒューマンズ/request1.シスター・シスター」(2025年7月6日テレビ東京放送/玉川陽莉演出)
特殊な目的で建てられたホテルと言うとちょっと前だと「プリズンホテル」(やくざのさくざによるさくざのためのホテル“奥湯本あじさいホテル”を舞台にした浅田次郎の連作小説。結構好き)、最近では「誰ソ彼ホテル」がありました。
「誰ソ彼ホテル」は、生と死の狭間で記憶を失くした死者(か死にかけている人)の行先を占う黄昏のホテル。
残念ながら主人公の塚原音子が狂言回しの域を出ず、毎回変わるお話に連続モノとしての興味が持続せず、前半数話でリタイアしてしまいました(元々「推理もの」という建て付けが好みじゃない、というのもありましたが…)。
殺し屋専門ホテルと言うと「ジョン・ウィック」シリーズの「コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク」がありますが、ここでもホテルの顔になっていたのはコンシェルジュでした。
ホテル・インヒューマンズのコンシェルジュは二人。
ひとりは星 生朗(ほし いくろう)。少年っぽさの残る青年(「魔女の宅急便」のとんぼが大人になったらこんな感じかも)。

第1話を見る限り、調査や仕掛けが主業務のようです。
口癖は『辞めてー!あー絶対辞めてー!』

殺し屋様も後処理も嫌い。でも辞めない。
もうひとりは灰咲沙羅(はいざき さら)。
金髪のクールビューティー。ホテル最強の「門番」。

第1話は、二十歳までは生きられない中国の寒村で組織に拾われ、妹を人質に殺し屋稼業を強いられた(人殺しの才能はあった)が、結局組織に(と言うか先代の跡目を継いだボンクラ二代目に)使い捨てにされた男シャオ・リーの依頼『生き別れたの妹を見つけてくれ』にコンシェルジュが応える悲しいけどちょっといい話。

今後の興味を持続させる(途中見逃した回があっても「まあいいか」にさせない)ためには、各エピとは異なる話の軸が必要(少なくとも私にとっては)。
それはコンシェルジュ2名をどこまで深掘りできるかに掛かっていると思うのですが…。

★ホテルが舞台の作品をひとつふたつみっつ。
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★本日のTV放送❶【13:00~NHK BS】
※最近「蒲田」の放送、多いなぁ…。
★本日のTV放送❷【13:40~テレビ東京】