
『ベースボール・フューリーズは落球。まさかのエラー。お友達は二塁を回って本塁にまっしぐら』
The Baseball Furies have dropped the ball - made an error. Our friends are on second base and are trying to make it all the way home.
本日、7月12日は「ラジオ本放送の日」。
1925年(大正14年)のこの日、東京放送局(現在のNHK)が愛宕山からラジオの本放送を開始しました。
ラジオを小道具にした作品は数多いですが、やはり主役はDJ。
本日は印象的なラジオDJを思いつくまま。
で最初に思い出したのが冒頭掲げた「ウォリアーズ」の黒人女性DJ。
ストリート・キッズによる都市制圧のため、武器持ち込み禁止の一時的休戦協定が結ばれ、各チームの代表9人がブロンクス公園に集結。
地元警察総動員の厳戒態勢の中、指導者サイラスが何者かに銃撃され死亡。
その時が誰かが叫んだ。『殺ったのはウォリアーズだ!』
勿論、冤罪。濡れ衣。しかし、抗弁の機会など与えられるはずもなく、なし崩し大混戦。
故郷コニーアイランドを目指すウォリアーズですが、最大派閥グラマシー・リフスのリーダーが厳かに宣言。
『ウォリアーズってのは何者だ? 一人残らず捕まえて連れて来い。命令を伝えろ』
Who are The Warriors? I want them all. Send the word!

この命令伝達(流れる曲はウォリアーズへのメッセージ)と追撃者への煽りと逃走の実況をするのが黒人女性DJ。顔全体は映さず、分厚い真っ赤な唇だけがアップで。
この分厚い唇が、単なる追撃をゲームに変えていきます。
ラジオ実況で歴史に残る事件と言えばオーソン・ウェルズの「あれ」ですが、あれをツイスト効かせてリスペクトしたのが「波よ聞いてくれ」第5話「生かして帰さない」。
DJはカレー屋従業員・鼓田ミナレ。放送事故を装った深夜の架空実況。

『素人にオチ丸投げしといてオマージュもクソもあるかぁ!オーソン・ウェルズに土下座しろぉ!』
〆は小沢仁志兄ィの男劇場で。
「FM89.3MHz(えふえむやくざ)」

『大川組の準次です。自分はヤクザなんで話とかうまくないすけど、聴いてやってください』
本来なら「グッドモーニング,ベトナム」とか「トーク・レディオ」とかを取り上げるのが筋ですが、いい感じに横っ飛びできました(満足です)。
★各作品レビューはこちらから。
おまけ
ラジオの有用性にいち早く着目した慧眼の士。
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