デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【潔く死んでやる】アンツ・パニック 巨大蟻襲来【だがその前にビールだ!】

『Say hello to my little friend!』

死ぬまでに言ってみたい100の台詞第7位(いや順位とかテキトーですけどね)。

いつも心にトニー・モンタナ。

「アンツ・パニック 巨大蟻襲来」(2017年/マルコ・マーキラークソ監督)

昨日の「怪獣8号」が蟻まみれパニックだったので、関連して(にしてもすげー名前だな、マーキラークソ)。

天才的モトクロスライダーのルーカス(陽キャ)と天才的メカニックのブライアン(陰キャ)がレース優勝、砂漠のど真ん中で開催される祝賀会へ。

ルーカスが気を利かせてブライアン憧れのマドンナ、リサにも声を。今日こそ告白を!

祝賀会はケガー(KEGGER)パーティ。ビール樽(ケグ)を使ったカジュアル・パーティのことでアメリカ英語のスラング

しかし、パーティ会場で陽キャ男子を押しのけてリサに近づくのは陰キャ男子には高すぎるハードル。

ちょいといじけて会場を離れたら、裏手の砂漠に妙な横穴。ルーカスと探検してみたら穴の向こうには「いかにも廃棄された秘密研究所」な建物が。

ノリノリで不法侵入するルーカス。馬鹿です。


お宝があるに違いない、あれこれ徘徊したら、ちょっと常識を超えた大きさの蟻とご対面。

嘘ぉ…。


携帯で呼び寄せたリサが頭部鉄パイプ滅多打ちで1匹を倒しますが、お仲間が次々と。

逃げ込んだ部屋でこの事態(隕石に付着したエイリアンの遺伝子を蟻と蜘蛛に組み込んだら巨大蟻ができた挙句に叛乱起こされちゃった)を招いた科学者レナード博士のビデオレターを発見。

蟻たちはやがて繁殖を始めると思うが幸いな事に遺伝子操作により産卵にはエタノール必用だ。エタノールがないと卵は受精できない。砂漠にエタノールはない。安心安心。

エタノール?それってエチルアルコールの事だよな。つまり酒。

パーティ会場にはビア樽やら特性ウォッカやらがこちゃーんとあるぞ。

蟻振り切って会場に戻ったらひと足ふた足遅かった。

あ~うんめ~。


リサもブライアンの目の前で攫われて幼虫のための保存食(孵化時の餌)に。

レナード博士の助言(遺言とも言う)に基づいて秘密兵器を探し出したブライアン&ルーカス。キメ台詞は冒頭のアレ。


目の前のは蟻蜂の巣にした二人は蟻殲滅、リサ(と攫われた仲間たち)の奪還を決意。

80年代のビデオゲームと50年代の巨大昆虫パニック映画をベースにパーティ感覚で作られているので、基本的な作りはお馬鹿。

お話の舞台がKEGGER PARTYなので、とにかくビール。何はさておきビール。

『潔く死んでやる。天国に美女とビールがなかったら殺すぞ!』

『死ぬならビールを飲んでからだ!』

グロと呼べるシーンは無いのですが、唯一蟻酸を掛けられたお姉ちゃんの顔が爛れてしまうところがちょっとだけエグかったです。


かけ合わせたはずの蜘蛛のDNAはどこにいったんじゃ?と思っていたら終盤に強力な糸を吐くシーンが。

またしても地球防衛軍


CGもそこそこ金掛けて作っているようですし、ヒロイン、リサは男前で役に立ちます(頭が良くて行動力があるというB級パニック業界にはなかなかいない逸材)。


ビール片手にどうぞ。

★50年代の蟻と言えば…。

 

 

 

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