デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【カフカ変身!】怪獣8号 ♯15-16【長官殉職!?】

品川で巨大落盤。大口開けた穴から湧き出たのは蟻型怪獣の群れ。

司令塔は怪獣9号。

第一部隊に出動命令が掛かりますが、9号と対峙してカフカ変身不能

その原因は…怖れ。

『怪獣に取り込まれちまうこと、仲間を殺しちまう事への俺自身の…怖れ』

カフカの独白に『ふ~ん、そういうこと?』と返すキコル。

『私を…舐めるな!私だけじゃない!! 亜白隊長を、保科副隊長を、レノや同期のみんなを、何よりあんた自身を!! 防衛隊を舐めるな!!』

この「自惚れてんじゃねえぞ仲間信じろよタコ!」な叱咤にようやく自分を取り戻したカフカが遂に変身。

『ったく、いつもあんたはおっそいのよ…日比野カフカ!!』

変身のご褒美は(いつもの)名前呼び。


『ありがとうな、キコル。俺まだいまいち自分のことは信じられねえ。けどよ、お前らのことなら100%全開で信じられるよ』

『あっそ』

顔を背けて赤面キコル(原作)。ツンデレの面目躍如。

周囲では倒したはずの蟻型怪獣が次々蘇生。

『すまねえついでにアリンコの方、任せていいか?』

『この私を雑魚チラシに使おうってんだから、勝たなきゃ殺すわよ』

『おう…ぶっ飛ばしてくる』


第一部隊日比野カフカ、怪獣8号の初陣です。

「怪獣8号/第15話・最強の部隊|第16話・四ノ宮功という男」(2025年8月2日・9日テレビ東京放送/奥野治男、児玉亮演出)

一瞬で9号が「足場」に使っている蟻の核を鷲掴み。

一度乗っ取られた事で、8号の潜在能力を引き出せるようになったカフカ。その力はパワーアップしているはずの9号をも凌駕し…。

『こ、これが本来の…』

一撃粉砕。


再生不能になった9号(γ)が分離している9号(β)との融合を求めますが、βの相手をしているのは鳴海隊長。

その目に装備されているのは、怪獣1号の網膜から作られた日本最古の識別怪獣兵器「Rt(レティーナ)-0001」。

生物が脳から発する信号を視覚化し、相手の行動を先読みする疑似予知能力。見切られる前に予知る。

カフカと鳴海の本獣(9号γ、9号β)撃破と同時に再生していた余獣の反応が次々消失。

討伐作戦完了。

キコルとカフカが仲良くグータッチ(今回タイトルボツ画像)。


『鳴海、日比野、それからキコル…よくやった』

それは恐らくキコルが初めて得た父からの称賛。


あーこれはエヴァンゲリオン第拾弐話「奇跡の価値は」でレイ、アスカ、シンジが第10使徒サハクィエルを倒した時の『よくやったな、シンジ』ですね。

しかし、本当の試練はここから。指令室のオペレーターの一人が9号(本体α)に寄生されていました。

9号の真の目的は怪獣2号(の生体パーツ適応者)、つまり、四ノ宮功。


9号の出現にパニックになる指令室。対応できるのは四ノ宮功長官ただひとり。総員退避。

人の体を捨てて2号と融合し、命と引き換えに9号を屠ろうとした四ノ宮長官ですが…。


『さあ2号…怪獣に戻ろウ』


原作ではひとコマで処理されていた長官専属オペレーター来栖の「覚悟」がアニメではしっかり子供の頃の「憧れ」とセットで補完されていました(ナイスアニオリ)。


鳴海、カフカ、キコルが駆け付けますが、9号は一方的終了宣言。

『あー…ごめん。今日ハここまでにしよう』

『は?』

『ボク、融合直後は拒絶反応が出ルんだ。だカらもう帰る』


そして現場離脱(なんと自分勝手な!)。

させるか!と鳴海とカフカ

『前はなす術もなかったが…今度は見えタぞ、怪獣8号』


どこまで進化する気だ、怪獣9号。

 

 

 

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★本日8月12日は「アルプスの少女ハイジの日」。

日付は「ハ(8)イ(1)ジ(2)」と読む語呂合わせから。「アルプスの少女ハイジ」の魅力を多くの人に伝えるために記念日だそうで。ハイジの著作権などの管理を手がける株式会社サンクリエートが2010年(平成22年)に制定しました。

ハイジの魅力を余すところなく伝えた(と言うか利用した)作品と言えば…。