デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【ひょっこりひょうたん島でカタヌキを】ディープブルー・ライジング【シコルスキーS-64発進!】

色物サメ映画の見過ぎでパンチドランカーになってしまったようで、本作が非常に「真っ当」な作品に見えてしまいました。

SyFy×アサイラムなのに!

「ディープブルー・ライジング」(2016年/エミール・エドウィン・スミス監督)

研究施設がサメに襲われる、という建てつけが共通していると言えばしていますが「ディープ・ブルー」(1999)とは何の関連もありません。

舞台は北極海の氷床に建てられた研究施設(何の研究をしているのかは不明。野生動物の生態とか地球温暖化とか)「オアシス基地」。

冒頭の犬そりシーンとかそれっぽい景色で「いい感じ」(でもロケ地はユタ州)。

この犬そり駆っている熊狩りのハンター爺ちゃんが最初の犠牲者。


ハンター行方不明の知らせを受けたオアシス基地の二人が最終無線連絡地まで行ったら、喰い散らかした肉と人の爪と丈夫そうな何かの歯。

なんじゃこりゃと思ったら薄氷砕いて人喰いザメがこんにちは。

慌てて基地に戻ったら、サメ軍団が背びれで基地周辺の氷を切り裂き…っていやそれほど大きいサメじゃないし、氷薄過ぎね?と思う間もなく、ぐるっと一周切り裂かれた基地は氷の大地を離れて海へ。


オアシス基地がひょっこりひょうたん島に!

♪オアシス基地はどこへ行く、僕らを乗せてどこへ行く~と謳うそばから、サメ軍団は基地周辺に残った氷を「カタヌキ」の要領でパッキンポッキン。

「おっちゃん、出来たでー」

見事にカタヌキされたオアシス基地は自重でゆっくり水没。60ft下の海底へ。


長距離無線はアウト、短距離無線も海面まで出ないと…。

発信機に浮力付けて放ったらサメが「いただきます」。

基地内の酸素はもって1日。さあどうする!?

見どころは終盤登場する砕氷船搭載の双発クレーンヘリコプター「シコルスキーS-64」!

実にかっちょいいシルエットじゃないですか!(そして何と下品なネーミング!)


最大離陸重量は19,050kg! 小さな基地くらい吊り上げてやるぜ。

という世評はボロボロだけど、それなりに見どころはあるTVMでした。

 

★特に深い意味はないですが、タイトルに「ライジング」がつく作品をひとつふたつみっつ。

 

 

 

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