
『俺、今夜、寝るつもりないので』
ホラーゲーム「棺」の“合わせ”をすることになった海夢たち。小道具作りで参加することにした新菜ですが「棺」は未プレイ。
海夢宅で内容チェックしようとしたら鉄道が事故でストップ。仕方なく「お泊り」となりましたが、二人きり(海夢父は単身赴任で不在)は色々ヤバイ。
熟考の末「眠らなければ泊まりにはならない」という謎理論で不眠を決意。借りられない下着などの買い出しのついでにエナドリ買い込んできましたが、新菜の『寝るつもりない』(と強壮ドリンク爆買い←カッテナイ)を『朝まで寝かさない』と読み間違えた海夢は大パニック。
エナメルも剥げよとばかりに歯を磨いて、下着は迷った末に清楚系で。

ひとりバックドロップの夜が始まりました。
「その着せ替え人形は恋をする/第22話・今から全部するって事!?」(2025年9月6日深夜TOKYO MS放送/平峯義大演出)
やっぱり始まりの合図は五条くんから?それにしても色々段階すっ飛ばし過ぎじゃない? 付き合おーとか、手握ったりとか、キ、キスとか…全部してないじゃん! あ…
今から全部するって事!?

今から、全部、するって事ぉ!?
こういう畳みかけリフレイン大好きです(ラブコメの演出には所々こういう無駄に力の入ったアクションが必要です)。
頭が沸騰した海夢が景気よくソファから転落(軋むスプリングの挿入とかも良い合いの手)。
心配して覆いかぶさって来た新菜(近い五条くん近い)が狼狽に拍車。
『待って…今ヤバくて…一旦お、落ち着きたいから、何か食べてからでいい?』
蚊の鳴くような懇願。そして深夜のカップ麺(カロリーオフだからダイエット中でも無問題)。
お腹が満ちたら安心してそのまま寝息(ベッドに運んでおやすみなさい)。
残った新菜はひとり「棺」に挑みましたが…。
序盤は教会で仲良く暮らす(血の繋がりはないが家族同然の)6人のシスターの日常が静かにゆっくりと。
しかし途中から台詞が刺々しくなり、会話も噛み合わず。どこかで選択を間違えたかとひとつ前に戻ろうとしたら…
思い出したくない!

セーブデータ消失。シスターがひとりまたひとりと消えていき、食卓にのぼる料理が…
あー心寿の目が輝き、ジュジュの瞳が曇った「食事シーン」ってこれか。これ、小道具で作るのか新菜!?
実は主人公ミラ以外のシスターは最初から存在せず、全てはミラの紡いだ妄想で、本人はずっと病院の一室にいたのでした。
両親による虐待(特に父親からの性的虐待)から逃れるため理想の家族を創り上げましたが、やがて妄想の中でも均衡を保てなくなり、家族がひとつで居続けるために食べて取り込み…。
駄目押しがクリア後のタイトル画面。

これ夜中に一人でプレイしたら駄目な奴です。この「予備知識無しでプレイした初見の」感想を満面の笑顔で聞く涼香さんと心寿。

前回しつこく感想聞かせてとせがんでいたのはこの顔が見たかったからか。いや気持ちは分かりますけどね。私もオリジナル「バイオサバード」初見の人がいたら感想聞いてみたいですし。

朝、ベッドで目覚めた海夢は「何もされていない」事に気づいて激しく動揺。リビングに駆け込んだら唖然憔悴で燃え尽きた新菜が。テーブルの上に並んでいるエナドリの空き缶を見て「寝るつもりが無い」=「ゲームクリアのために寝ない」であったと悟って(真意は違うけど間違いでもない)衝撃2倍。
改めてひとりになったら、自分の勘違いひとり芝居ぶりに激しい自己嫌悪。私は一体何を期待して…。
ここちゃんと海夢の頭身変えてギャグ係数高めの演出にしてイタさ重さを軽減している辺り巧いなぁ、と。

感情が負のスパイラルに陥った海夢は新菜と破局する(告白して距離を取られる)所まで妄想して号泣。
新菜の家に来てみれば、何気なく漏らした「ダイエットごはんばっかで流石に揚げ物食べたいなぁ」をちゃんと聞いていてくれた新菜が(粉から油から買い揃えて)アジフライの準備を。
夜に食べるのはダイエットには良くないと後から分かって、今回は無しにしようとする新菜ですが、その気遣いを無視できる海夢ではありません(特に今は)。
久々の揚げ物。しかも、ソースを掛けなくても済むように梅と大葉を挟み込む気配りまで(目うるうるです)。

駅までお見送りおねだりして告白に挑戦…したものの出てきた言葉は『明日もまた来ていい?』
合わせが終わったら告白する!と誓う海夢なのでした。やはり、ラブコメにはラブコメの波動が必要です。
おまけ
映画好き海夢父の休日前のお楽しみ「深夜カップ麺」に気づいて奪うロリ海夢。今回は食事の大切さを痛感させるエピでした。

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