
深夜の女子寮。浴室の鏡の前に一列に並んだ生徒が呼び出しの呪文。
おっとこれって「キャンディマン」?

左がリメイク版「キャンディマン」
簡易自動書記で霊と交信。これは「ザ・クラフト」リスペクト?

左が「ザ・クラフト」
どっちも違いました。オカルトはスパイス。「プロムナイト」とか「テラートレイン」(どっちもジェイミー・リー・カーチスだ!)、「スクリーム」に連なる「過去の惨劇を利用した新たな犯罪と復讐のスラッシャー」です。
「降霊会 ―血塗られた女子寮―」(2021年/サイモン・バレット監督)
サイモン監督は「サプライズ」とか「ザ・ゲスト」の製作・脚本を担当した人。
全寮制高校エデルヴァイン・アカデミー。かつてこの寮の浴室で手首を切って自殺した生徒の霊を呼び出す降霊会を開催したら、直後に参加していた女性のひとりが自室から転落して死亡。

右が1998年に自殺したアリシア。
空きが出た寮に入って来たのが転校生カミール。入寮早々寮内カースト上位のグループ(降霊会主催者)と悶着起こして暴力沙汰。全員揃って放課後ペナルティ。
ここからグループメンバーが次々変死という流れになるのですが、ネタバレになるのでストーリーは割愛。
霊はいないわけではなく、オカルト1:スラッシャー9くらいのバランス。
小道具として手作り能面が(授業でも教材として能が取り上げられている)。それなりに不気味ではありますが、夏休みの工作課題みたいでなんとも安っぽい。
やはり能の怖さを押し出すのなら、本物使わないと。

左は「コントロール・オブ・バイオレンス」。
★ご参考あれこれ。
★サイモン・バレット監督関連作。