デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【破壊力!】矢野くんの普通の日々/第6話・恋【私的プロポーズ選手権】

『吉田さん…好きです』

まだ第6話(折り返し点)ですが…いい最終回でした。

「矢野くんの普通の日々/第6話・恋」(2025年11月4日深夜テレビ東京放送/根岸 宏樹演出)

吉田さんの事を考えてモヤったりバクったりの矢野くん。その気持ちの正体が分からず、つい吉田さんと距離を。

一方の吉田さんも再び矢野くんとの間に出来た壁にモヤったりバクったり。


打開策として「天然たらし」のクラスメイト・泉ちゃんの真似をして矢野くんとの距離を縮めようとしますが空回り(ただし、その破壊力は空前絶後)。

破壊力!


感情の迷宮に迷い込んだ矢野くんですが、全ての答えは少女コミック「恋するアミカ」の中にありました。

(これが…恋?)

身体不調は何かの病気なのでは?と思っていた矢野くんですが、この感情が「恋」なら不安も疑問もありません。

授業中に吉田さんの耳元で囁くように

『好きです』


迷いがないって素敵です。

この「好き」がどの「好き」なのか分からず、更なる悶々の折に囚われる吉田さんですが、玉砕覚悟の正面突破で互いの「好き」が恋愛感情であることを確認。

『私も矢野くんのことがずっと大好きです』

『ありがとう。これからもよろしくね』

まだ第6話(折り返し点)ですが…いい最(以下略)。

恋愛ものでプロポーズは見せ場にしてクライマックス。全てのラブコメはこの1点に向かって収斂されると言っても過言ではありません。

作品の数だけプロポーズの言葉がありますが、詰まるところ「I love you」です。これをどう伝え、どう返すのか、がプロポーズの醍醐味と言えるでしょう。

洋画のお気に入りプロポーズはこの3本。

スターウォーズ/帝国の逆襲」(1980年/アービン・カーシュナー監督)

カーボン冷凍されるハン・ソロとレイアの別れ際の会話。

『I LOVE YOU』

『I KNOW』


男は前立腺が、女は子宮が震える名台詞だと思います。

「ロッキー」(1976年/ジョン・G・アヴィルドセン監督)

アポロ戦を戦い切ったロッキーの元へ観客をかき分けて急ぐエイドリアン。判定の結果なんぞどうでもいいとばかりに恋人の名前を連呼するロッキー。

エプロンで警備員と小競り合いをしながら、ちゃっかりエイドリアンのためにロープを持ちあげてやるポーリー。

『I LOVE YOU!』

『I LOVE YOU』


エイドリアンは「I」にイントネーションが乗っていましたが、ロッキーは「YOU」に。

同じ台詞が言い方ひとつでニュアンスが変わるから不思議です。

「コロコダイル・ダンディー(1986年/ピーター・フェイマン監督)

人で溢れかえる地下鉄の構内。目指す相手は遥か向こう。叫んでも届かないがこのまま別れるわけにはいかない。親切な人が仲介して呼び止めてくれたが、会話のできる距離じゃない。

『Tell him…I love him. I LOVE YOU!』


I LOVE YOUの伝言ゲーム。届いた。返事は直接、他人の頭を踏んで渡って。踏まれても乗られても誰一人怒らず「頑張れ!」な雰囲気になっているのが素晴らしい。

アニメは思いつくものが多すぎるので割愛。お気に入りをひとつ挙げるなら、

『私はちゃんと言うわ。あなたの人生を私にください!』

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-完-」より。

★ああ、I LOVE YOUに該当する日本語はこれでしたね。

 

 

 

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★本日11月6日はサリー・フィールドの誕生日(79歳。おめでとうございます!)

曼荼羅畑でサリー・フィールドでこれでしょう。

★もうひとつ、本日は「ミスター超大作(私命名:日本のジョン・ギラーミン)」佐藤純彌(弥)監督(1932~2019)の誕生日。

超大作からプログラム・ピクチャーまでどどーんと開陳。