
本日11月16日は「家族の日」にして「エド・ゲインによる連続猟奇殺人事件が発覚した日」。
「家族の日」は、内閣府が「新しい少子化対策について(2006年に少子化社会対策会議で決定)」に基づき制定(11月の第3日曜日)。
目的は子供を家族が育み、家族を地域社会が支えることの大切さについて理解を深めてもらうこと…なんだそうです。
エド・ゲインを知らない人は、とりあえずここ👇読んでください。
エド・ゲイン(エドワード・セオドア・ゲイン)は、苛烈なルーテル教会のプロテスタントである母アウグスタに「人間は生まれながらにして邪悪であり、飲酒は悪徳行為であり、そして、(自分を除いた)すべての女は淫乱であり、悪魔の手先である」と教えられて育ちました。
1940年に父ジョージがアルコール依存症による心不全で死に、アウグスタに批判的だった兄ヘンリーが1944年に湿地帯の草を焼き払った時の煙による窒息で死亡(多分エドが殺している)。
短期間に父と兄を失ったエドワードはますます母に傾倒していきます。
1945年にはアウグスタが死亡。そしてあの惨劇へ。ある意味、家族が一丸となってひとりの狂人を作り出したわけですが、とりわけ影響力が大きかったのが母アウグスタでしょう。
エド・ゲイン事件にインスパイアされた作品には「悪魔のいけにえ」や「羊たちの沈黙」などがありますが、母への執着部分を汲み取ったのが「サイコ」です。
本日は「家族の日」と「エド・ゲインによる連続猟奇殺人事件が発覚した日」の併せ技を記念して曼荼羅畑的「ちょっと頭のおかしい(依存・溺愛・執着・妄執・虐待)お母さん選手権」を。
宗教的毒親一番はやはり「キャリー」(1976年/ブライアン・デ・パルマ監督)のパイパー・ローリーでしょう。

詰みまくり役満家族と言えば「ヘレディタリー/継承」(2018年/アリ・アスター監督)御一行様。
なんせ主人公が夢遊病、母が解離性同一障害、父が妄想性鬱病で兄が統合失調症、ナッツアレルギーの娘は発作発症時のカーアクシデントで首チョンパ。

これだけで発狂街道まっしぐらですが、死んだ母親が実にありがたくない遺産を残しておりました(下痢腹に浣腸)。
「ヘレディタリー」の難儀な主人公アニーを演じたトニ・コレットが出ていたのが「ホテル・スプレンディッド」(2000年/テレンス・グロス監督)
英国の孤島にひっそりと立つホテル・スプレンディッド。そこは亡き母(先代経営者)が定めた厳格で禁欲的なルールを母を盲愛する現支配人(長男)が「継承」することで成り立っていました。
トニ・コレットの役はこの先代経営者存命中に仲たがいして出て行った副料理長キャス。クソババアが死んだと聞いて戻って来たのに、クソなしきたりはマザコンの長男が相続継承。
長男と対立している料理長ロナルドがダニエル・クレイグ。諜報部員の前職はシェフでした。

あとは実の娘を利用した母若返り大作戦なんてのもありますね。楳図かずおの「洗礼」、ビリー・ワイルダーの「悲愁」あたりが代表でしょうか。

いやあ、血縁家族って本当にいいものですね。
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