
『奴らが本当に宇宙人だとしたら空軍の所管になるのでは?』
If they are in fact aliens from another planet, sir, doesn't that make them Airforce jurisdiction?
『奴らが観光で来たのならな。だが、働いたら話は別だ。その瞬間、奴らは移民局の獲物だ』
If they're just visiting, sure. But the minute they try to work here, they're mine.
本日12月18日は「国際移民デー」。
1990年(平成2年)の今日、国連総会で「すべての移住労働者とその家族の人権の保護に関する国際条約」が採択されました。
これは、その職種を問わず全ての国外からの移住労働者(移民を含む)とその家族の尊厳と権利を保証するための国際人権条約なのですが、相手が宇宙人だったらどうなるのでしょう。
「コーンヘッズ」(1993年/スティーヴ・バロン監督)
遠いレミュラク星からやって来た宇宙人夫婦、ベルダー(ダン・エイクロイド)とプライマート(ジェーン・カーティン)の乗った宇宙船が地球に不時着。

挨拶は『Greeting!』。ゴムはガム。コーンヘッドを“トウモロコシ頭”だと思っている人がいますが、そのコーン(Corn)ではありません。円錐(Cone)のコーンです。工事現場とかで使っている三角コーンの事ですね。

手先の器用さが幸いして、電気機械修理工として職を得、ついでに米国籍も取得(当然偽造)。
順風満帆かと思った矢先、移民局の手入れが。窮地を脱した二人は家を買い、子供(娘。勿論コーンヘッド)を儲け、happy地球ライフ。
この出産からマイホーム、育児・成長という一連の流れをホームビデオ風にまとめた映像が絶品。まったりほっこりです。

が、しかし、執念深い移民局はまだ諦めてはおりませんでした。果たして…。
不法滞在者として当局に追われている(明らかに容姿も挙動も不審な)エイリアンをどこでも違和感なく受け入れるアメリカの(当時の)懐深さに感銘を受けました。今同じ題材を撮ったらこうはいかないだろうなあ…。
あれやこれやのメタファーになっている移民問題。折角なので曼荼羅畑的移民映画選手権を。エントリーはこの6本。
- 天国の門(1981年/マイケル・チミノ監督)
- マチェーテ(2010年/ロバート・ロドリゲス、イーサン・マニキス監督)
- 日本黒社会 LEY LINES(1999年/三池崇史監督)
- 第9地区(2009年/ニール・ブロムカンプ監督)
- ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年/ステファノ・ソッリマ監督)
- ダロス(1984年/押井守監督)
国も跨いで星も跨いで。優勝はやっぱり「天国の門」かなあ…。
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