デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【トークを止めるな】ナイト・オブ・ザ・リビングデブ【悲壮無縁のゾンビサバイバル選手権】

どう逆ナンしてどうお持ち帰りされたのか全く覚えておりませんが、イケメン君のベッドで目覚めたデボラ(愛称デブ)。

それは持ち帰った方も同様。

(携帯で友人と小声で)赤毛の女の子だ。昨夜バーで飲んで話して…後の事は憶えてない。…いやまだいる。どうやって追い出せば…』

あー(察し)。得意のマシンガントーク(主に映画オタクネタ)と詩の暗唱(舞台となるメイン州ポートランド出身のヘンリー・ワズワース・ロングフェローのもの)でやり過ごそうとしますが、通じず。

仕方なく外に出たら、住民が住民を襲ったり殴ったり蹴ったり喰ったりしていました。

…という「何度目だよ、その出だし」なゾンビ・アポカリプスですが、これがなかなかの拾い物で。

「ナイト・オブ・ザ・リビングデブ」(2015年/カイル・ランキン監督)

何の冗談だよ?と思うタイトルですが、原題も「NIGHT OF THE LIVING DEB」。

デブはデブラの愛称でヒロインの名前。「ピギー」みたいなFATな女子がゾンビをぶち転がす話ではありません。

冒頭、バーでデブ(マリア・セイヤー)と一緒に飲んでいる友人ルビーが結構ビッグサイズ(しかも服の趣味がもの凄~く個性的)なので「ま、まさか君が主役…!?」と一瞬引きましたが、勘違いで良かったです。

右がデブです。


ちょっとツボだったのが、ルビーが働いているお店。「毎日がクリスマス!」のユール・マート。


流石、マサチューセッツ州と共にニューイングランドの一角を占めるメイン州。日々是ユール。

★ユールの祝祭についてはこちら👇参照。


デブはFATな子ではありませんが「痛い子」ではあります。この痛さがやがてサバイバルスキルに昇華…すみません褒め過ぎました。

イケメンだけどどこか頼りないライアンくん(マイケル・キャシディ)とデブの行き当たりばったりサバイバル・ラブ・コメディです。

折角なので、特別企画「悲壮感無縁のスチャラカゾンビサバイバル選手権」を。

改めてこれまでにレビューしたゾンビ映画確認したら、すげー量。お前、ゾンビと深夜アニメ以外なんも観てねーだろ、な恥ずかし履歴(自分を褒めてやりたい)。

数あるゾンビコメディから(ジャンル映画としては)殿堂入りしている(と思われる)「ショーン・オブ・ザ・デッド」と「ゾンビランド」を除いて選んだ愛すべき8本(テキトーだからね。あまり真剣に読むなよ)。

  1. ゾンビ革命-フアン・オブ・ザ・デッド-(2011年/アレハンドロ・ブルゲス監督)
  2. ゾンビーワールドへようこそ(2015年/クリスチファー・ランドン監督)
  3. チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット(2008年/ロイド・カウフマン監督)
  4. ゾンビハーレム(2009年/ジェイク・ウエスト監督)
  5. クリープス(1986年/フレッド・デッカー監督)
  6. 新・死霊のはらわた(1986年/J・R・ブックウォーター監督)
  7. 悪魔の毒々パーティ(2008年/グレッグ・ビショップ監督)
  8. 東京ゾンビ(2005年/佐藤佐吉監督)

★各作品レビューはこちら。


本作の監督は「ビッグ・バグズ・パニック」撮った人。

本作の後「ラン・ハイド・ファイト」というJK版ダイハードみたいなアクション撮っているのですが、出ているのがトーマス・ジェーンラダ・ミッチェル、トリート・ウィリアムス、バーバラ・クランプトンとこっちのツボ突きまくり。是非観て見たいと思います。

★ご参考

 

 

 

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