新年に相応しい一本、と言えば迷わず「ゾンビ」ですよね。
長いこと中古市場で御無体な価格が横行しておりましたが、年末めでたく全バージョン再発売!しかも廉価!
偉いぞ!株式会社ハピネット!
早速、未購入だった「ディレクターズ・カット版」を仕入れてまいりました
(4枚組の輸入版は持っておりますが、やはり字幕が・・)。
ノリノリなアルジェント版も豪儀ですが、粛々と滅んでいく終末観満ち満ちのロメロ版は新年の門出にぴったりです。
この映画が公開された時、私は中学生でした。
テレビCMではゾンビにバルタン星人の声がアテレコされ、
「許せない、こんな映画は許せない!」
というナイスなナレーションが被っておりました(映像特典に入れて欲しい…)。
この時公開されたのはアルジェント版をベースに日本独自の編集を加えた「日本公開版」。
その後発売されたビデオが「米国劇場公開版」だったものだから、『観たのと違う!』という混乱を生み、バージョン違いの存在が明らかに…。
「米国劇場公開版」「アルジェント監修ヨーロッパ公開版」「日本公開版」「ディレクターズカット版」「ドイツ全長版」「木曜洋画劇場サスペリアバージョン」…。
一長一短はありますが、あれもゾンビ、これもゾンビ。
何もかもが素晴らしい…。
★バージョン色々