『7月4日は人類にとっての独立記念日だ!』
ここだけ観ると燃えます、確かに。でもね。
(1996年/ローランド・エメリッヒ監督)
最近ケーブルで大安売りしているのでついつい観てしまいますが、観れば観るほど変な映画です。
素人目にもスタッフはひとり残らず理科赤点でしょう。
一番凄いのはトンネル内大爆発。
ウィル・スミスの彼女がトンネル内でUFOの攻撃による爆発に巻き込まれますが、なんと横穴に滑り込むだけで無傷で生還(すぐ横を炎が走り抜けてます)。
あり得ない展開です。
熱風、きますよね? 火が酸素燃焼し尽すから酸欠になりますよね?
どう考えても高温&酸欠で即死です。
母船のコンピュータにウィルス打ち込んでバリヤ破壊してますが、マックのノートPCですよね、持ってるの。異性人の機械が2進法のコンピュータと決めてかかる根拠は何?
まあ、地球の自転が止まったから核爆発で景気つけるためにマグマ層突っ切って中核まで潜る(しかもその乗り物を民間のいち個人が趣味で作っていた)という設定の「ザ・コア」に比べれば可愛いものかもしれませんが・・・。
「アルマゲドン」「インディペンデンス・デイ」「ザ・コア」。アメリカ三大馬鹿映画(褒めてませんよ)です。
※写真はポーズをキメる地球最後の蝿男。