デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

バタリアン

イメージ 1
『あ、頭に当たったのに死なないぞ!』
『映画と違うじゃないか!』

なるほど、こういう続編もアリか。

バタリアン(1985年/ダン・オバノン監督)

嘘八百なハッタリかまさせたら世界一と謳われる東宝東和の配給だったので、こんなすっとこどっこいなタイトルにされてしまいましたが、原題は「The Return Of The Living Dead」。

つまり、ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の続編です。

しかも、「ナイト・オブ~」は実話で、映画化に際しては軍の機密(死体蘇生の原因)を守るため、若干アレンジされている、という設定のメタ続編。

位置的には「ゾンビ」の兄弟筋に当たるわけですが、「ゾンビ」がシリアス終末SFなのに対してこっちはブラック・コメディ。

で、よく観ると「走るゾンビ」「警察隊壊滅」「いかにもアメリカ的なオチ」など後の作品に影響を与えている部分が結構あります。特にゲーム版の「バイオハザード3」は明らかにこの映画の影響を受けてます。

タイトルに合わせて字幕を勝手に改竄するのは頂けませんが、テンポ良し景気良しな娯楽作品だと思います。