デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ダーティハリー4(のキメ台詞)

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『俺たちから逃げられると思うなよ』
  Well, we're not just gonna let you walk out of here.

『俺たち?お前ひとりじゃないか』
  Who'se we sucka?

『スミスとウエッソンと俺さ』
  Smith and Wesson... and me.


祝!ダーティハリーDVDボックスセット発売(7/9)。

1作目の素晴らしさは言うまでもないですが、意外と好きなのが

 

ダーティハリー4」

(1983年/クリント・イーストウッド監督)


話自体はショボさ満点なのですが、冒頭の名台詞がそれを補って余りあります。で、このやり取りに続くキメ台詞がお馴染みの

「I know what you're thinkin' punk! Should I hold those shorts or not? Go ahead, make my day!

です。最後の一言は字幕では「撃たせてくれよ」でしたが、意味合いとしては

『さあ撃ってみろ(俺の銃に弾が残っているかどうか試してみろ)。そうしたら遠慮無くお前の頭に鉛弾をぶちこんでやる。脳みそ撒き散らして俺の晴れの日を祝ってくれ』

という感じでしょうか。素晴らしすぎる脅し文句です。

後半の事件のスケールが小さすぎるのと、折角登場した44オートマグの効果的な出番が無いのが致命傷ですが、ソンドラ・ロックとの最後の蜜月ということで勘弁してやりましょう。