近所のスーパーの惣菜コーナーに壁と楽しげに会話をしているおばさんがおりました。
私には見えませんでしたが、惣菜ケースの中か、その向こうの壁の中あたりに、「お友達」がいたのでしょう(別の日には野菜売り場でダウジングしながらキャベツに話しかけてました)。
さて、他人には見えないものが見えてしまう、という設定の映画はよくあります。シャマランの「シックス・センス」が有名ですが、多分あれの元ネタになってるのが、
「ゾンゲリア」(1981年/ゲイリー・A・シャーマン監督)
脚本は「バタリアン」のダン・オバノン。ハーレクイン・ロマンスか安物ポルノか、という出だしがホラーに一変する瞬間は、かなりの衝撃。
眼に注射針刺したり、鼻から硫酸流し込んだり、なんていう「はうあ!」なシーンもありますが、寂れた漁村を舞台にした妙にしっとりとしたムード・ホラーの佳作です。
是非、ビデオ屋でレンタルして欲しいのですが、似た様なタイトルがひしめいているのでご注意ください。「サスペリア」「サンゲリア」「サンガリア」「ゾンゲリア」「ゾンバイオ」etc.(映画ではないものが1つ混じってます)。
※関連:「バタリアン」→2008年4月10日、
「ZOMBIO 死霊のしたたり」→2008年1月2日