朽ちたマントをなびかせ、腐った白馬を駆って剣を振るう盲目のゾンビ「テンプル騎士団」が大活躍する日本未公開スパニッシュ・ホラーの第2弾。
「エル・ゾンビⅡ 死霊復活祭」
(1973年/アマンド・デ・オッソリオ監督)
1作目では描かれなかったテンプル騎士団処刑シーンからスタート(前作に関しては2008年3月27日のブログ参照)。
「必ず蘇る。そして皆殺しにしてやる!」
時は流れ現代。コントの様に眉毛が繋がった知恵遅れの身障者に投石する無邪気な子供たち。助けに入ったお姉ちゃんがヒロインかと思いきや、バリバリの中年カップルが主人公。
前作ではテンプル騎士団が登場するまでが長かったですが、今回は始まって15,6分で復活。早い!
前作との整合性の無さ(前作では心臓の鼓動音で獲物を追っていたのに今回はそこまで耳は良くない。あとテンプル騎士団って光に弱かったっけ?)が目に付きますが、まあ、どうでもいいです。
祭の会場に乱入して、逃げ惑う群集を問答無用に大虐殺(素晴らしい!)。
DVD特典のスティール・ギャラリーを見るとやたら乳出しカットが多い(生贄のお姉ちゃんなんか全裸)のですが、そういうバージョンもあるのでしょうか?