原色幾何学魔女ホラーの傑作「サスペリア」(1977年/ダリオ・アルジェント監督)をナタリー・ポートマン主演でハリウッド・リメイク?!
な、なんですとぉ!?
確かに別の監督が撮れば、不合理なカット(下水溝のアップを何度も挿入するとか、スージーがトゥシューズも持たずに手ぶらでバレエ学校に行くとか、バレエ学校の生徒のバレエが物凄く下手とか)はなくなるかもしれません。
でもね、サスペリアに関しては、そういう話の整合性なんかどーでもいいのよ。
この映画の本質は、肋骨なんか知るか、とばかりに剥き出しになった心臓にわっしゃわっしやとナイフを突き立て、天井のガラスを景気良くぶち破って首を吊り、下にいた女友達がとばっちりで顔面スラッシュ! そんなシーンをしつこくしつこく「魅せる」事、これに尽きます。
そもそも、3度の飯より美少女いぢめが好きな変態監督と、お婆ちゃんが魔女という素敵な家系の脚本家と、大味のくせに存在感だけは圧倒的なプログレバンド、そしてファントムも恋した美少女という無敵のカルテッドが成しえたひとつの奇跡なのですよ、サスペリアという映画は。
リメイクのハードルは天よりも高いぞ。
で、勿論、ナタリー・ポートマンはウジ浴びしてくれるんだよね?
な、なんですとぉ!?
確かに別の監督が撮れば、不合理なカット(下水溝のアップを何度も挿入するとか、スージーがトゥシューズも持たずに手ぶらでバレエ学校に行くとか、バレエ学校の生徒のバレエが物凄く下手とか)はなくなるかもしれません。
でもね、サスペリアに関しては、そういう話の整合性なんかどーでもいいのよ。
この映画の本質は、肋骨なんか知るか、とばかりに剥き出しになった心臓にわっしゃわっしやとナイフを突き立て、天井のガラスを景気良くぶち破って首を吊り、下にいた女友達がとばっちりで顔面スラッシュ! そんなシーンをしつこくしつこく「魅せる」事、これに尽きます。
そもそも、3度の飯より美少女いぢめが好きな変態監督と、お婆ちゃんが魔女という素敵な家系の脚本家と、大味のくせに存在感だけは圧倒的なプログレバンド、そしてファントムも恋した美少女という無敵のカルテッドが成しえたひとつの奇跡なのですよ、サスペリアという映画は。
リメイクのハードルは天よりも高いぞ。
で、勿論、ナタリー・ポートマンはウジ浴びしてくれるんだよね?