いつまで続く縮小再生産。でもオリジナル1作目は面白かったぞ。
「最終絶叫計画4」でおちょくられるに至って完全にギャグになってしまった白塗り猫少年。初めて観た時は怖かったんだけどなあ。
Vシネ特有の低画質とそれ故に強調されるドキュメント性、時間軸のシャッフルと曖昧な結末などが、怪談としての余韻を残しておりました。
ただし、この手が通用するのは1発目だけ。
1作目の謎解き編となってしまった「呪怨2」、もはや恐怖とはかけ離れた「劇場版呪怨」、構成は巧みだったものの伽椰子が時空を越えるスーパースターになってしまった「劇場版呪怨2」、旧ネタかき集めた「リメイク版呪怨」と、坂道を転げ落ちるようにダメダメになっていくシリーズを観ていると、この監督、実は才能ないんじゃないか、と思えてきます。
「パンデミック」・・・食指が動かねえなあ。
※とか言いながら結局観ました。
廃盤になったビデオ版呪怨のボックスセットには「伽椰子のノート」が付録でついておりました。買っとけば良かったかな。