デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

違う!これじゃない! ホワイトスネイクin武道館

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足を運ぶ予定はなかったのですが、チケットが転がり込んだので。

ホワイトスネイク来日公演」

(2008年10月23日/日本武道館


デビカバは齢を考えれば大健闘でしょう。若い時のドン臭さが嘘のようなかっちょ良さです。ただ、ギターのダグ・アルドリッチがねえ・・。

白蛇のファンを無理矢理カテゴライズすると、ミッキー・ムーディやバーニー・マースデンがいた頃の「初期ブルース・ロック派」と、サーペンスなんちゃら以降の「後期ヘヴィ・メタル派」に分かれるのではないかと思います。

私なんかガッチガチの「初期ブルース・ロック派」なので、過去の名曲の数々を馬鹿のひとつ覚えみたいに硬質なLAメタルにしちゃうダグのプレイはどうにもこうにも。

85分というフルセットに近い公演時間でしたが、Crying In The RainもDon’t Break My Heart Againも無し。勿論Burnも。

唯一、「メル・ギャレーに奉げる」とMCのついたAin’t No Love In The Heart Of The Cityが、全盛期を想わせたくらいでしょうか。

ダブルヘッドのデフ・レパードさんは全く馴染みがないので、心をこめて雑に聴かせて頂きました(デフレパファンの方ごめんなさい)。