まずは感想を一言。「うわあ、つまんねえ」
「オーメン」(2006年/ジョン・ムーア監督)
お父ちゃんが「スクリーム」シリーズの冤罪親父で、お母ちゃんが「ボーン」シリーズの見張り役。
マニアックと言えばマニアックだけど・・安いなあ。
で、肝心のダミアンが・・うわあ可愛くねえ。なんじゃこの貧相なガキは。
アベ・サタニは本編で流れないし、惨事が原因→結果の「不幸な偶然」でこれじゃ「デッド・コースター」と変わらないだろ。
相手は死神じゃなくて悪魔。勝手にギアが外れるとか超常現象的な描写がないと禍々しさが伝わらないぞ。
ただ、ベイロック婦人役のミア・ファーローだけはナイス・キャスティング(歳とってねえぞ。本当に悪魔か)。
是非、ベイロック夫人が行く先々で不幸を撒き散らす「笑うベイロック夫人/あなたの運もこれまでよ」みたいなスピン・オフを作ってください。
※写真は気持ち良さそうにフリー・フォールするお母ちゃんジュリア・スタイルズ。