デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

またジャニーズで仕事人? お願いだ、やめてくれ!

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またしても東山+松岡+ジャニーズ若手で必殺仕事人。

2007は単発でしたが今回は連ドラ。ううむ。

三田村邦彦が出た頃から腐女子が参入して、ひかる一平のダメ押しで完全に崩壊した必殺シリーズですが、まさか死体を掘り起こして集団レイプするような真似をするとは。

もう必殺ファンは思い出の中に生きるしかないようですね。

必殺仕掛人/第1話「仕掛けて仕損じなし」(1972年9月2日放送/深作欣二監督)

記念すべきシリーズ第1話です。マカロニ魂入りまくりのオープニングテーマに、極彩色の拷問絵巻、早坂暁による前口上。

「晴らせぬ恨みを晴らし、許せぬ人でなしを消す。いずれも人知れず仕掛けて仕損じなし。ただしこの家業、江戸職業尽には載っていない」

痺れますね。緒形拳の梅庵もいいですが、林与一がまた。タメを効かせた演出に深作っぽさが光ります。

「何者だ?」と問われて「仕掛人、西村左内」とフルネームで応え、相手の太刀筋をそっくり真似て斬るという小粋な芸を見せます(相手は血しぶきあげながら錐揉みで昇天)。

(新作の話に戻りますが)まあ、今は殺しても飽き足らない悪党のサンプルがゴロゴロしてますから(官僚とか官僚とか官僚とか)、ネタには困らないでしょうね(ただ「必殺」の脚本書ける人がいるかどうかは別の話)。

一応、中村主水も顔は出すようですが、「セコ突き」だけは勘弁してくださいよ。