さて、ここにティンパニがあるとしましょう。何叩きます?
「2001年」のツァラトゥストラ?「アラビアのロレンス」の序曲? いやいや、私なら絶対これ。
「カプリコン・1」
(1977年/ピーター・ハイアムズ監督)
ジェリー・ゴールドスミス・ベストテンを開催したら上位入賞間違いなしの名曲です。
お話のスケールもデカい。有人火星探査船を巡るNASAの陰謀。ミステリータッチの前半から後半怒涛のアクションへ。
ハイアムズ監督の評価を決定付けたと言っていい傑作です。
特に、農薬散布用複葉機(パイロットはテリー・サバラス!)と軍用ヘリ2機のドッグ・チェイスは高所恐怖症の人ならチビりまくり必至の大迫力!(勿論、CG無し生スタント!)
で、この映画の写真探してたら、“Filmmaker John Moore, of Behind Enemy Lines, Flight of the Phoenix, The Omen, and Max Payne, has been attached to direct a remake of Capricorn One.”という記事発見。
嘘だろ・・・しかも、リメイク赤点連発のジョン・ムーアかよ。最悪だ。
アルドリッチ、ドナーときて次はハイアムズか。
なあジョン、そのリメイクに何の意味がある?