デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

オムレツにミルクを入れるのは間違いだ。 ディープ・ブルー

イメージ 1

『これは遺書だ。いい夫、いい父であろうとしたが駄目だった。そんな僕が何を残せばいい?・・・オムレツにミルクを入れるのは間違いだ

間違いなく主役はLL・クール・Jですね。

 

ディープ・ブルー
(1998年/レニー・ハーリン監督)


感動海洋ドキュメンタリーの方じゃなくて、高知能サメ大暴れアクションの方です。

劇場公開時は、サメに喰われるシーンのえげつなさが「ちょっとなぁ」でしたが、スプラッター・パニック・ホラーと割り切ればなかなかの力作。

浸水からの脱出というタイム・トライアル要素もあり、少なくともあまたの「ジョーズエピゴーネンやリメイク版「ポセイドン」なんかよりは遥かに盛り上がれるのではないかと。

レニー・ハーリンの大味&大風呂敷な演出が吉と出た稀有な例ですね。

説教親父サミュエルのマッハ退場には呆気&爆笑。

できれば、「FIEST/フィースト」と2本立てでご覧ください(見事に完コピしています)。