
脚本書いたマーク・L・スミスは、この作品の構想を8年間練っていたそうですが、8年温めてこれかよ。
「モーテル」(2007年/ニムロッド・アーントル監督)
車がエンコして近くのモーテルに泊まったら、お部屋がスナッフ・ビデオの撮影場所になってたからさあ大変。
タイトルロールは「サイコ」風(ちょっとかっちょいい)、一見親切な斥候がいるのは「サランドラ(ヒルズ・ハブ・アイズ)」「ホステル」等のお約束。
作り手はオマージュだと言うのでしょうが、パクリネタの寄せ集めです。しかも貧相。
スナッフ・ビデオってのもねえ・・・何を今更。
モーテルの敷地内から一歩も出ず、一組の夫婦(ケイト・ベッキンセール&ルーク・ウィルソン)が助かるや否やという1本ネタだけで90分弱。
殺人鬼は無個性、得物もありきたり。意外性ゼロ。8年間何やってたんだ。
せめて笑って突っ込める所でもあればネタとして楽しめるのですが、それも無し。
続編の製作が決定って・・本気かよ。
「悪魔の沼」「地獄のモーテル」100回見直しの刑です。
※参考:「防腐剤なんか使ってないぞ! 地獄のモーテル」→2008年6月17日
「前に大鎌、後に大鰐。原色ハリボテ絵巻。 悪魔の沼」→2008年9月15日