デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

は、ハッピーエンド?! ドクター・モローの島

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なんでも今発売されているDVDは最後が「ハッピーエンド」になっているようなのですが、おいおいおい、何を考えてるんだ20世紀FOXホーム・エンターテイメント。

ドクター・モローの島」(1977年/ドン・テイラー監督)

ドン・テイラーは「新・猿の惑星」「オーメン2/ダミアン」といった微妙な線を突くB級の巨匠。

出演もバート・ランカスターマイケル・ヨークバーバラ・カレラという“いい感じ”の面々。

特にバーバラ・カレラは前年の「エンブリヨ」に続いての登板で、当然ラストは「その流れ」を汲むアンハッピーエンドでなければならないはずなのに・・。

キャプテン・スーパーマーケット」は別撮りしたハッピーエンドの方が好きですが、この映画に関しては「アンハッピー」以外は認めません(劇場公開時はアンハッピーで、キャッチ・コピーでもそれをウリにしていたはず)。

バッドエンドで再発してくれ!

※写真はH.G.ウェルズの原作本(中央のお姉ちゃんがバーバラ・カレラ)。