
なんでも今発売されているDVDは最後が「ハッピーエンド」になっているようなのですが、おいおいおい、何を考えてるんだ20世紀FOXホーム・エンターテイメント。
「ドクター・モローの島」(1977年/ドン・テイラー監督)
ドン・テイラーは「新・猿の惑星」「オーメン2/ダミアン」といった微妙な線を突くB級の巨匠。
出演もバート・ランカスター、マイケル・ヨーク、バーバラ・カレラという“いい感じ”の面々。
特にバーバラ・カレラは前年の「エンブリヨ」に続いての登板で、当然ラストは「その流れ」を汲むアンハッピーエンドでなければならないはずなのに・・。
「キャプテン・スーパーマーケット」は別撮りしたハッピーエンドの方が好きですが、この映画に関しては「アンハッピー」以外は認めません(劇場公開時はアンハッピーで、キャッチ・コピーでもそれをウリにしていたはず)。
バッドエンドで再発してくれ!
※写真はH.G.ウェルズの原作本(中央のお姉ちゃんがバーバラ・カレラ)。