デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

微笑みの国は冤罪天国。 ブロークダウン・パレス

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褒める人多いと思いますが、すみません、私はパスです。

「ブロークダウン・パレス」(1999年/ジョナサン・カプラン監督)

クレア・デインズケイト・ベッキンセールが卒業旅行でタイに行ったらヘロイン所持の濡れ衣着せられて刑務所行き。判決懲役33年。

目も当てられない展開です。で、嫌ぁな事が一杯あって、カタルシスのないままもやもやっと終わります。

これなら、密告屋の舌噛み切って、所長殺して(事故だけど)白昼堂々と脱獄する「ミッドナイト・エクスプレス」の方がなんぼか溜飲下がります。

ま、女の友情は信じるな、タイには行くなって事ですね。

 

★ご参考