デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ポール・シュレーダー脚本でハリウッド・リメイク? 富江

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貞子、伽椰子と比べて今ひとつふたつみっつ地味ぃな女が、ポール・シュレーダー脚本でハリウッド・リメイクされるようです。

富江 (1999年/及川中監督)


いつの間にやらシリーズ7作を数えているのですが、いつまで経ってもマイナー感が抜けません。

1作目は富江菅野美穂、2作目は宝生舞窪塚洋介、3作目に至っては酒井美紀妻夫木聡(しかも監督清水崇)と微妙に豪華な面子を揃えているというのに(まあ最新作はあびる優ですが・・)。

周りの男を虜にしては殺され、蘇り、時代を超えて生き続ける文字通り魔性の女、富江

この蘇生の原理やプロセスが曖昧な上に一貫性がないってのが、認知度上がらない要因のひとつだと思います。

もう少し富江の世界観が完成していれば時間軸いじりまくれる(「フロム・ダスク・ティル・ドーン」シリーズみたいに)分、無敵のシリーズになったかもしれません。

ポール・シュレーダーの手腕に期待しましょう。

※ニュース・ソースはこちら→http://www.bloody-disgusting.com/news/16541