翻訳本って(どう頑張っても日本語本来のリズムにならないので)滅多に読まないのですが、1冊衝動買いしてしまいました。しかも幻想文学。
「塵よりよみがえり」(レイ・ブラッドベリ著)
《ひいが千回つくおばあちゃん》とか《心を自由に飛ばす少女》とかのキャラクターが面白そうでつい。
で、ブラッドベリ原作の映画と言えば、
「華氏451」(1966年/フランソワ・トリュフォー監督)
本(と言うか活字)が反社会的・非人間的なものとして禁止されている近(いや遠だな)未来。
主人公モンターグは消防士。消防署の仕事は消火ではなく焚書。つまり押収した本を焼く事。文字通りFirehouse。
文字が禁止されている世界の話なので、オープニング・クレジットは存在しません。タイトル、スタッフ、キャスト全てナレーションで紹介。異様です。
で、何が気になったってモノレールですよ。この吊り下げ型モノレール、なんと床部分が開いて階段になり、そこから乗り降りするんです(扉はダミーかい!)。
セットとは思えないし、CGの時代でもありません。
どうやらコレ、実験線らしいのです(映画の設定上の話じゃなくて実際に)。
恐らく始点終点のみで「途中駅」という物が存在しないのでしょう。
もし途中乗降が必要になった場合、地面から直接乗降するしかありません。そのための装置が「底面開閉型階段」だったのではないかと。
うまい利用を考えたものです。異世界な感じが良く出ておりました。
余談ですが、この映画のDVD、ブラッドベリのインタビューやらメイキングやら豪華特典付きなのですが、なななんと字幕無し。ヒッチコックへのオマージュとか結構重要な事言ってるのですが・・・うーん、分からねえ。
ユニバーサル・・もぅちっとやる気出してくれよ(本編に倣って文字を禁じた訳でもないだろ)。
「塵よりよみがえり」(レイ・ブラッドベリ著)
《ひいが千回つくおばあちゃん》とか《心を自由に飛ばす少女》とかのキャラクターが面白そうでつい。
で、ブラッドベリ原作の映画と言えば、
「華氏451」(1966年/フランソワ・トリュフォー監督)
本(と言うか活字)が反社会的・非人間的なものとして禁止されている近(いや遠だな)未来。
主人公モンターグは消防士。消防署の仕事は消火ではなく焚書。つまり押収した本を焼く事。文字通りFirehouse。
文字が禁止されている世界の話なので、オープニング・クレジットは存在しません。タイトル、スタッフ、キャスト全てナレーションで紹介。異様です。
で、何が気になったってモノレールですよ。この吊り下げ型モノレール、なんと床部分が開いて階段になり、そこから乗り降りするんです(扉はダミーかい!)。
セットとは思えないし、CGの時代でもありません。
どうやらコレ、実験線らしいのです(映画の設定上の話じゃなくて実際に)。
恐らく始点終点のみで「途中駅」という物が存在しないのでしょう。
もし途中乗降が必要になった場合、地面から直接乗降するしかありません。そのための装置が「底面開閉型階段」だったのではないかと。
うまい利用を考えたものです。異世界な感じが良く出ておりました。
余談ですが、この映画のDVD、ブラッドベリのインタビューやらメイキングやら豪華特典付きなのですが、なななんと字幕無し。ヒッチコックへのオマージュとか結構重要な事言ってるのですが・・・うーん、分からねえ。
ユニバーサル・・もぅちっとやる気出してくれよ(本編に倣って文字を禁じた訳でもないだろ)。