『お前は最後に殺すと言ったが・・・嘘だ』
ランボーの対極にいる漫画チック殺戮兵器。
「コマンドー」
(1985年/マーク・L・レスター監督)
元陸軍特殊部隊隊長(シュワルツェネッガー)の一人娘が拉致られた! 相手の要求は南米亡国のクーデター支援。
「娘を返せ!」・・相手の話なんぞ聞いちゃいないシュワちゃんは問答無用の破壊神に大変身。
一旦は服従するフリをして見張り瞬殺、離陸しかけた飛行機から命綱不要のバンジーかまして時間稼ぎ。
ブルドーザーで米軍放出品の店に突入して武器調達して、いざ出陣。
全身に武器を装着して、顔面迷彩の化粧施し、筋肉の表面張力をしつこく強調する“漢の正装”シーンには思わず武者震い。
にしても強い・・強すぎる。君一人で何人殺す気だい?(勿論、皆殺しさ!)
娘役のアリッサ・ミラノ(当時13歳)はこの後、「淫夢伝説」とか「堕落の園」とかふしだら路線驀進で、ちょっと親不孝(笑)。
脅迫を、屁とも思わず、皆殺し・・・座右の銘にしたい名作です。