デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ジャパン・アルカイダって・・。 悪 WARU[完結編]

イメージ 1

昔、「大激闘・マッドポリス‘80」って番組で、ヤクザとマフィアが手を組んだ“ジャパン・マフィア”ってすげー設定がありましたが、真樹先生のスケールはそんなもんじゃございません。

「悪 WARU[完結編]」(2008年/三池崇史監督)

これ多分、三池さん雇われ監督で実質真樹先生が指揮してたんじゃないでしょうか。

芸能人逆らっちゃ駄目コンテストやったら上位入賞確実な真樹日佐夫先生の作家生活45周年記念映画。

マフィアや地下組織を叩き潰し、悪しき世を正す会“地平同”に属す無頼派・氷室洋二(哀川翔)が最期に挑んだのは…ジャパン・アルカイダ

武器持った迷彩ソルジャー数十人を木刀1本で伸す(小沢仁志兄ィがブラジリアン柔術でアシスト)という漫画のような(漫画ですが)展開が素敵。

で、なんと言っても美杉麗子役の松坂慶子ですね。一時、ぶくぶくっと膨らんでいましたが、今回はセーフ。楚々とした影の女を好演しておりました。