デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

類似商品に注意。 カンフー少女

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セシリア・チャン常盤貴子に似ている(断言)。

で、ちょっと角度を変えるとあろうことか松居一代にウリ二つ。

貴子も一代も趣味ではないのですが、セシリアはなんとなく可愛く見えるから男の好みは分かりません。

「カンフー少女」(2006年/バリー・ウォン監督)

崋山で武術を極めたシャンカン・リンホー(セシリア・チャン)が、人語を解す鷲[神雕(しんちょう)]の助けを借りながら、崋山の奥義を悪用するバクメイを倒しつつ、運命の人と結ばれるという、凝りに凝った内容です。

神雕はCGでも本物の鷲でもなく、セサミストリートばりの着ぐるみ。トイレでグラビア眺めるのが好きな原色のラルゲリウス。

会話はフリップ(人語は分かるが喋れない。鳥だから)。アホタレの極みですが、羽の一振りで相手を吹き飛ばす武侠の達人。

ラム・シューのような有名どころも顔を出しているので結構豪華。

やはり香港は日本に近いのでしょうか、「あ、鶴瓶」とか「あ、東幹久」な顔立ち多数で親近感沸きまくり。

「崋山の奥義書を解読した者はいない。英語で書かれていたからだ。英語を習っていて良かった・・」(←マジな台詞です)

大馬鹿な内容のくせに死体がゴロゴロってのも“いい感じ”にシュールです。