デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

レビューを読むな。デートで行くな。 マーターズ[MARTYRS]

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“どうなっているんだ?!!”
 ↓
“どうなってしまうんだ?!!”
 ↓
“どうするつもりなんだ?!!”

観ている間の私の心境の変化を偏差値貧乏に表現するとこうなります。

マーターズ(2007年/パスカル・ロジェ監督)

宣伝部泣かせの映画です。ホラーにレイティング規制の無いフランスで18禁を喰らう程の破壊力がありながら、話の本筋を明かせない自縄自縛。

かと言って「面白いから皆で観てね」という類の映画では断じてなく。

正直、不快度は「ソウ」「ホステル」の比ではありません。間違ってもデートなんかで観たりしないように(100%フラれます)。

展開の衝撃度という点ではシャマランの「サイン」で本当に宇宙人が出てきた時に匹敵するような(まあ、向こうはとちらかと言うと“笑撃”でしたが)・・。

なので、できるだけ予備知識ゼロでご覧ください。私の心境の変化がご理解頂けると思いす。

8月29日(土)からシアターN渋谷で連日21時10分よりレイトロードショー。

※とは言うものの全く内容に触れないのも何なので、次回ちょっとだけご紹介します。