デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ゲームならOKですが。 バイオハザード ディジェネレーション

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ゲームと映画・・ジャンルの溝は思いのほか深かったようです。


ゲーム版「バイオハザード2」から枝分かれした「4」と「CODE:ベロニカ」の後日談を描いたフルCGアニメ。

ラクーンシティの災厄を辛くも逃れたレオン・S・ケネデイとクレア・レッドフィールドが再び手を組んでバイオハザードに挑むファン垂涎の話・・のはずですが。

空港があっという間にゾンビの巣窟になる立ち上がりはマズマズ。ただ、そこから話のパースペクティブが開けません。

舞台は結局空港と製薬会社研究所のみ。ゲームならOK(実際プレイしたいと思った)ですが、映画として観るとちまちまし過ぎ(ついで言えば中身が薄い。ゲームの達人が90分クリアを達成した動画を観ている感じ)。

お約束とは言え、“爆発まであと何秒”もいい加減飽きました。

まあ、ゲーム版「5」に繋げる豪勢なプロモーションだと思えば、及第点なのかもしれません。

※参考:「座頭市スクエアってどこだよ?! バイオハザード掘廣2008年12月25日