デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

何故これが圏外? マッドマックス2

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ちょっと前に、「最強の続編とは?」というテーマの戯言を書きましたが(2009年9月15日)、いやあ、肝心な奴を落としていました。

 

「マッドマックス2」

(1981年/ジョージ・ミラー監督)


英エンパイヤ誌選出のベスト続編50でも圏外。あんびりーばぼー。

この映画の以前・以後で、「近未来」「カーアクション」の概念全てが塗り替えられてしまいました。

四半世紀以上経った今日に於いて尚、丸パクリなエピゴーネン(例「バイオハザード3」)が後を絶たないバケモノ映画。

悪者のリーダーがホッケー・マスク着けていますが(写真上)、「13日の金曜日Part3」の公開は翌1982年。ジェイソンよりこっちがオリジナルです。

ドラマシーンを極端に廃し、説明的台詞を極限まで削ぎ落とし、アクションのつるべ打ちをかまして緊張感が途切れない・・正に奇跡。

何故これを無視したんだ、エンパイヤ?

最近、何度目かの再起動を始めた「マッドマックス4」。メル・ギブは出ないようですが、マックスのキャラを使うとなると気になるのは「2」で昇天した“インターセプター”(写真下)。

理由は何でもいいので、かっちょいい奴で復活お願いします。あとCGは無しでね。

※関連:「マッドマックス(のオートバグラー)」→2008年4月6日
    「待ち遠しいぞ4・・。マッドマックス」→2009年4月7日