デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

命を惜しんだ方が負ける・・。十三人の刺客[2010年版]

イメージ 1
ここ数年でアホタレなリメイク時代劇(CG紙芝居含む)が大量生産されましたが、ようやっと真っ当な1本に出会えそうです。

十三人の刺客」(2010年/三池崇史監督)

また役所?またジャニーズ?また山形映画村?また三池にビッグ・バジェット?と不安要素満載ですが、特報を観る限り「これはイケるんじゃないか?」な期待感を煽っています。

オリジナルは1963年の同タイトル(工藤栄一監督)。

幕末最大の密名-最凶の暴君を暗殺せよ。

敵の軍勢は300人超。向かうは死して屍拾う者なき13名。

SMAP稲垣を“最凶の暴君”に配した事が吉と出るか否かですが、私はアリなのではないかと。

“演技班”である13名は役所はじめ手堅い布陣で固めて、後は三池がやりたい放題。ある意味、理想的配役かもしれません。

オリジナルで里見浩太郎が演じた島田新六郎役は今回、山田孝之なのですが、あの名台詞「早ければ1週間、遅ければ・・来年のお盆だ」はあるのでしょうか。

日曜洋画劇場で放映された特報映像はこちら↓http://www.darkhorizons.com/trailers/embed/4822/?TB_iframe=true&height=550&width=700&modal=false

公開は9月25日。ちょっと楽しみです。

※関連:「十三人の刺客」→2008年2月26日