
『How Could You?』『It Was Easy』
オープニングもかっちょいいですが、〆の台詞も最高です。
(1982年/リチャード・T・ヘフロン監督)
2008年に“DVDを出せシリーズ第1弾”としてレビュー済みですが、待てど暮らせど発売の気配がないので願いを込めてもう一度(頼むよ、ワーナー・ホームビデオ!)。
ミッキー・スピレーン愛読者からは、アーマンド・アサンテはハマーのイメージじゃないとかチビとか下品とか短足とか散々ですが、この下卑った所がいいじゃないですか。
ガス欠車にウイスキーとナフタリンぶち込んで追っ手をかわす機転、撃つ時ゃ撃つ躊躇いの無さ、モラルはないが友への恩義は忘れない義理堅さ、文句無しです。
無駄に多い裸体と死体がB級感煽りまくりでナイス・アシスト。
ラリー・コーエンの脚本は破綻しまくりで何回観ても陰謀の全貌が掴めませんが、この際んな事ぁ問題ではありません(断言)。
ヒロインはバーバラ・カレラですが、私的イチオシはハマーの秘書ローレン・ランドン!
ピンが緩んでいたとハマーの銃を組みなおし、テレビ中毒の婆さんに「喋らないとテレビを撃つわよ」と凄み、銃撃戦にも余裕で参加。
ハマーの秘書になる前は女子プロレスラー、後にマニアック・コップともタイマン張っちゃう強くて美人でかっちょいいお姐さんです。
聞けばDVDだけじゃなく、サントラも未発売なんだとか。ビル・コンティのスコアは彼のキャリアの中でもトップクラスだぞ。
DVDとサントラと原作とローレン・ランドンの写真集をセットにした限定BOXで発売してくれ。俺(だけ)は買うぞ!
★ご参考