少年や青年が、ある通過儀礼によって一人前の男になる・・男の成長ドラマというジャンルがありますが、これはその代表作。
但し、ここで言う「一人前の男」とは「一人前の人喰い族」の事ですが・・。
ミンダナオのジャングルで、原住民に捕らえられた調査隊員ロバート(マッシモ・フォッシ)。
彼らは石器時代の生活を・・しているだけならまだ良かったのですが、“食人”の習慣まであったからさあ大変。
※注・・人間の調理法は現地のレシピを忠実に再現したそうです。
仲間は喰われた・・俺も喰われるのか・・こんな所で奴らの餌になってたまるか!
ロバートは衣服を剥ぎ取られ、腕時計壊され、ブリーフちぎられ、チ●コいぢられ、文明人の証をことごとく奪われて、ただのひとりの男になります。
フルチンになった男に怖いものなどありません。原住民の綺麗どころ(メ・メ・レイ)をさらって脱走&レイプ。身の回りの世話(主として道案内と食料調達)をさせながらジャングル逃避行。
そして迎えた食人戦士とのタイマン勝負。詳しくは書きませんが、ここからの展開は、正にプレデター2!
男が男の証を示した時、種族の枠を超えた畏敬の念が。
後に“食人監督”という素敵な称号を贈られるデオダート監督の「食人族」以前の食人映画(食人三部作第一弾)です。
ご家族揃って・・は観ない方がいいかな。
★ご参考