デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ミラが場末のママさんに…。バイオハザードⅣ アフターライフ

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前作は「おいおい、ここでマッドマックス2かよ!?」な意外性(?)がありましたが、今回は更に凄い。

「おいおい、今更マトリックスかよ!?」

よもや21世紀も10年を数える時代に“Bullet-time”をこれでもか、と見せ付けられるとは思いませんでした。

バイオハザードⅣ アフターライフ」
(2010年/ポール・W・S・アンダーソン監督)


一応義理堅く前作ラストを踏襲。東京地下のアンブレラ日本支部にアリス・コピー軍団がカチコミをかける所から本編スタート。

後は終わりまで延々どこかで見たデジャブー映像が続きます。

引用は映画に留まらず…。

あのジャンボ・アックス持った大男、ありゃどう見ても「クロックタワー」のパクリだろ(と思ったら、ゲーム版「5」に登場した「処刑マジニ」でした)。

ミラジョボは場末のスナックのママ並みに劣化してるし、期待のシエンナ・ギロリージル・バレンタイン)は結局出て来ないし。

※追記:ジルさんはラストのアンブレラ空挺部隊のシーンに出ているそうです。すまん、ジル、気づかなんだ(よた吉さん、ご指摘サンクスです)。

話は続ける気まんまんな終わり方をしますが、一旦仕切りなおして、ゲーム版1作目に忠実なリ・イマジネーションを期待します。