デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

電源鳴動、画面緘黙。 ブラウン管最期の日

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パナソニックがついにVHSビデオデッキの生産継続を断念。

流通在庫がなくなり次第、市場から消滅。他メーカーが追随したらこの世からVHSが消えてなくなる事になります。

まだまだ未DVD化で中古VHSでしか入手不能な映画(ホラーとか、ホラーとか、あとホラーとか)が山ほどあります。

今のデッキにもしもの事があったら、手元のコレクション(世間ではゴミと言うらしいが)も再見不能に。

とりあえず予備のデッキを押さえておこう。ついでにデジタル・ビデオ・スタビライザーの代替もキープだ。

よっしゃ、これで一安心…と思った所で長年連れ添ったブラウン管テレビ(←テープ再生には最適)が突如暴走

電源ランプが激しく明滅、一瞬の沈黙の後、スピーカーが「ドッ!ドッ!ドッ!」という重低音の咆哮を発し、『お、お前はハーレー・ダビッドソンか、マッドマックスV6エンジンか?!』状態に。

テレビ放送なんぞ映らなくても何の支障もりませんが、モニター機能が失われるのは困ります。

迷っている暇はありません。即座に廃品回収業者に連絡して撤去を依頼。返す刀で液晶物色。

28型が収まっていたスペースに液晶ワイドを突っ込むとなると、許容サイズは最大32。

ブラウン管全盛時の相場は画面サイズ×1万円(28型なら28万円)。その後値崩れを起こしましたが、それでも中~大型はそこそこの値段でした。果たして液晶のお値段は…。

Amazonで検索したら、シャープのAQUOS32型液晶ハイビジョンTVのベーシックタイプが26,458円。

に、にまんろくせんよんひゃくごじゅうはちえん?!

モデルガンより安いじゃねぇか。どうなってんだ、この国の物価は。

などと日本経済に想いを馳せている暇はありません。即日配送手配。HDMIケーブルと光ケーブルも別途調達。

ブラウン管廃棄の手数金が9,000円(スタン・ハンセンより重いんじゃねえかって代物を2階から降ろしてもらったので値が張った)。その日のうちに総経費約3万7千円で、ハイビジョン化達成。

とりあえず「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」のBlu-rayなんぞを再生。ううむ、やはりPCの画面で観るのとは迫力が違うな…(←世間との認識時差約3年)。

じゃ順番にBlu-rayソフトの試し観…嗚呼!こんな事をしていたら新規のレビューが書けないじゃないか!