デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

“サンタ”と言えば“皆殺し!” 血まみれサンタ大集合。

イメージ 112月です。クリスマスです。

「サンタが実在しないと知った時はショックだった」byブラッド・ピット

ったくいい歳こいて頭の悪い発言です(ソースはここいらへん→http://news.mynavi.jp/news/2012/12/03/061/index.html)。

さて、英国TOTALFILMは当然のようにクリスマス映画ベスト50を発表。

1位は「素晴らしき哉、人生!」。

エクソシスト3」でキンダーマン警部とダイアー神父が観に行った映画ですね(その後、ダイアー神父は病院で全身の血を抜き取られて昇天。壁には血文字で“It’s A Wonderful Life”)。

以下、「ダイハード」「エルフ~サンタの国からやってきた」「グレムリン」「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」がベスト5.

※全部見たい人はこちら→http://www.totalfilm.com/features/50-best-christmas-movies

一瞬でも時間設定がクリスマスに被ってればOKというルールのようですが、クリスマスと言えばサンタでしょう。

私的サンタ映画ベスト3(10本も思いつかない…)は、

1.「サンタが殺しにやってくる」
2.「悪魔のサンタクロース/殺戮の斧」
3.「グッバイ20世紀」


連想ゲームで“サンタ”と言えば“皆殺し”。サンタの服が赤いのは返り血を浴びたからに決まっています。

ここで、もうひとつ。映画ではないのですが、是非とも御紹介しておきたいのが、

「サンタクロースがやってくる」(楳図かずお著)

楳図原作には山口雄大監督が映像化した「プレゼント」という直球クリスマス・スプラッターがありますが、私の中ではこちらの印象がやたら強くて。

特におじいちゃんが孫の頭を後からバキバキなシルエットがもう…(写真下)。

クリスマスのボケ爺くらい恐ろしいものはありません。

※参考:「サンタが殺しにやってくる」→2011年1月24日
    「マケドニアの狂人が観る妄想。 グッバイ20世紀」→2011年8月16日
    「西洋版なまはげ。悪魔のサンタクロース/惨殺の斧」→2012年11月21日