デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

デカルチャー。這いよれ!ニャル子さんW/ユゴス・アタック

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「圧倒的な力を持つ異性人も意外なものに弱点があったりするんですよ。トマトだったり、月の石だったり、音楽だったり。そう言えば、生まれつき争うことしか知らない巨大生体兵器が初めて歌を聴いて戦意喪失したんですよ」

アヴァンでお腹一杯(笑)。

這いよれ!ニャル子さんW/第10話・ユゴス・アタック」(2013年6月17日放送/近藤一英演出)

“ユゴスよりのもの”דマーズ・アタック”ですね(“ミンメイ・アタック”も入っているという説あり)。

免疫の無い地球の細菌に冒され、90度の高熱(ウルトラセブン最終話でのダンの体温と同じ)に苦しむニャル子(ありていに言えば風邪)。

北極に侵入者有りの報に、クー子、ハス太、真尋はニャル子を残して北極へ。待っていたのはユゴスよりのもの。

“ユゴスよりのもの(別名ミ=ゴ)”は、地球上でしか採掘できない希少な鉱物を求めて冥王星より飛来した高度な知性を持った菌類生物(初出はラヴクラフトの「闇に囁くもの」)。

という設定のキャラなので、レアアースで一儲け、という下心(来訪動機)は決して間違ってはおりません。

写真一番下はミ=ゴのイメージ画。大体合っていますね。

弱点が地球の細菌(宇宙戦争)と見せかけて音楽(マーズアタック/マクロス)というのもお約束。

ボスキャラ死に際の一言が「デカルチャー」。ダメ押しです。

先週、真尋との間にフラグが立ったかに見えたクー子ですが、しっかりサブキャラ扱いに戻っていました(ちょっと安心)。

写真4枚目はクー子が作った“栄養剤グレート・オールド・ワンを調合したドロップ”なのですが、某イベントで配られた“見本と現物のあまりのギャップにファンが絶句した伝説の金太郎飴”と激似なんだそうです(開き直った自虐ネタですな…)。